上達のサイクル

以前にも書きましたが、上級者とアベレージゴルファーの違いの一つに、上級者は一度回ったゴルフコースのスコアや、プレー内容、コースレイアウトなどを覚えている方が非常に多く、一方でアベレージゴルファーの方はスコアは覚えている方もいますが、コースレイアウトや、プレー内容まで覚えている方は少ないように思います。

 

上級者はロースコアで上がれ、アベレージゴルファーはたくさん叩くからそのような現象が起きると思われる方がたまにいらっしゃいますが、けっしてそうではありません。

 

上級者は全てのショットに明確な意図を持っています。例えばボールが林の中に入っても、安易に横に出すだけとはまず考えません。トラブルショットの中でも最善をつくし、次のショットにつながるように大切に一打をつなぎます。それに対してアベレージゴルファーの方は、林の中から雑な打ち方でフェアウェーに戻したり、キャディーさんの言われるがままの方向に簡単に出してしまったりするケースもあります。人のアドバイスは有益な情報もありますが、自分の意思が伴っていない場合は失敗するケースが多いので、必ず最後は自分で決断するようにして、後悔のないようにしてください。

 

スコアメイクを考えた時に、雑に扱っても良い一打や、明確な意図を持たないショットなど存在しないはずです。もちろん意図と結果は必ず結びつくものではありませんが、意図に反した結果が出た時に、ゴルフのレベルアップに必要な課題が見えてきて、その課題を克服して初めてゴルフのレベルがあがるのだと思います。

 

全てのショットに明確な意図を持つようにして、ラウンドの反省を記憶の鮮明なうちに必ず行う。そして課題を持って練習する。上級者はそういったサイクルを根気良く繰り返して訓練してきたのだと思います。その結果、ゴルフの記憶術のようなものを体得できるのかもしれません。

 

面倒くさいと思われる方もいらっしゃるでしょうが、ゴルフというスポーツは残念な事に経験年数に比例して上手くなるスポーツではありません。ゴルフ歴は30年でハンディキャップは36の方もいれば、ゴルフを始めてわずか3年でクラブチャンピオンや、プロゴルファーになってしまうような人もいるのです。一気に上達する人は無駄のない練習サイクルを取り入れてたのだと思います。

 

ゴルフを始めた瞬間は全員初心者ですが、ゴルフに対する心構えがその後の上達度合いを決めるのだと思います。