ラフでのクラブ選択の判断基準は?

ラフとはプレーエリアの芝草を刈っていない、もしくは長く刈り込んでいるエリアで、ラフに入るとそのボールを打つのが難しくなります。ですが、日本のゴルフ場のラフは欧米のゴルフ場のそれと比べると比較的易しく打つことはできます。それでもティショットやフェアウェイからのショットと比べるとラフからのショットは難しいショットになります。

日本のゴルフ場のラフが比較的易しいというのは日本芝の性質と接待ゴルフが関係しています。まずは芝生ですが日本のゴルフ場ではコーライ芝、野芝といわれる品種の芝生が採用されています。この2つは葉の湿度が低く硬めで、硬い茎を持つため、ボールがその上に乗っても地面まで沈みにくくなります。葉の湿度が低いということはスイングしたクラブのヘッドに対する抵抗が少なくなるので葉が長くても比較的振り抜きやすくなります。ボールが芝の上に浮くと高く打ち出すことが可能になります。

ラフからでも易しいライであれば初心者の方でもウッドで打てることもありますし、深くボールが沈んだらウェッジでなければ難しいこともあります。

では、易しい難しいの判断はどこを見ればいいでしょうか?

 

 

ラフの判断の仕方

・ボールの周囲の芝の密度

ラフの中のボールを打つためにはボールの手前20~40cmくらいからヘッドが芝生に接しインパクトまで芝生の中をヘッドが動くことになります。当然密度が高いほどヘッドは大きな抵抗を受けることになるので、ボールの近くで素振りをしてみたり、芝生の密度を見てどの程度の抵抗を受けるかによってクラブ選択の判断材料にしましょう。短いクラブほどヘッドの芝生との接触距離が短いので抵抗が小さくなります。短いクラブほどヘッドの重量が重いので抵抗に負けなくなります。ボールもインパクトから何十センチかは芝生の中を飛ぶので、その点もロフトの大きな短いクラブほどボールが受ける抵抗が小さくなります。なのでラフからのショットは短い番手のクラブほど易しく脱出することができるということをその理由とともに知っておきましょう。

・葉先からどのくらい沈んでいるか

葉先からのボールの沈み度合いが浅いほどスイング時の芝生の抵抗が小さくなります。沈み方が少ないほど易しく大きいほど難しくなります。

・順目か逆目か

ラフの芝は長いので一定方向に倒れやすくなります芝の葉が目標方向に倒れていることを順目、その逆に向いていることを逆目といいます。逆目のときはかなり思い切って短い番手を選択しましょう。思いのほか抵抗が大きくなります。逆に順目ならボールが浮いていればドライバーでも打てることもあるので積極的に長いクラブを選択してもいいでしょう。

・ボールが地面からどのくらい離れているか?

ヘッドに対しての抵抗は地面に近いほど大きくなるので地面にピッタリついていたらウェッジの選択も視野に入れましょう。逆に浮いていれば葉先から大きく沈んでいても意外に楽に振り抜けます。

 

ラフからのショットで起こることは

インパクトでボールとフェースの間に芝が多く挟まるので打球のスピン量(ボールの回転速度)が少なく(遅く)なります。度合いによっては芝がクッションの役割をして初速が遅くなります。スピン量が少なくなって普段よりも飛距離が出る現象をフライヤーといいます。

打ち出されたボールがしばらく芝の抵抗を受けます。なので低く打ち出し過ぎると著しく距離が落ちることがあります。

 

ということでここまでのことを総合すると、ラフからのショットではフライヤーという現象も起こり、短い番手でも意外に飛距離が稼げるので、短い番手を選択して打つことが基本です。ただし、状況によっては長い番手で普通に打ててしまうケースもあるのでそうしたときは積極的に長い番手を選択して無駄に守り過ぎないことも重要です。

また、相対的にラフはフェアウェイよりも傾斜が大きいので本来の難しさ以上に難しい印象になります。

初心者の方はとりあえず打ってみることでラフからのショットでのクラブ選択を学習していけばいいでしょう。

 

 

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