ドライバーに搭載されている弾道調整機能は、
①シャフトの取り付け角度を調整するもの
②おもりをスライドさせて重心位置を変化させる
③おもりを変えてバランスを調整する
の、3タイプがあります。
①は単純にロフト、ライ角が変化して弾道を変えようという目的のもので、僅かに重心位置も変わります。
②は重心距離、重心角を変化させて性能変更をして弾道が変わるというもので、打ちやすさに大きく関わります。
これの変更の基準は、その人の得意クラブを基準にして決めるといいでしょう。
得意なクラブをヘッドがテーブルからはみ出るようにして、シャフトをテーブルの上に置くと、リーディングエッジが斜めになります。
この傾きを重心角といいますが、アイアンは短い番手ほど重心角が深くなります。
重心角が深いほどインパクトのハンドファーストの度合が大きくなるのが適正なインパクトで、ショートアイアンが得意な人はドライバーの重心角もそれに近づけてあげれば打ちやすくなります。
③は重さを変えればわずかに重心の高さも変わりますが、振りやすいバランスにするための機能と考えた方がいいでしょう。
従来は重くするときは鉛を貼り、軽くすることができませんでしたが、軽くすることも可能なので便利です。
また重くする場合、鉛を貼る方が僅かですがエネルギーロスにつながるので有効な機能だと思います。
ということで、カチャカチャで調整して自分用のドライバーにするためには、②、③を最初に調整して打ちやすい状態にした上で、①の調整で最終的な弾道に調整するといいでしょう。
①~③すべてが搭載されているものは少ないですが、すべて搭載のモデルで自分に合った重心位置を発見すると、今後のクラブ選びがスムーズに運ぶでしょう。
折角ついている機能なので、是非活用してみてはいかがでしょうか?
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