当たり前の話ですが、カップの位置が傾斜地に切ってあるとボールの位置によってラインが大きく変わります。
図の一番高い所にあるボールが時計の12時、低い所のものが6時だとします。
6時からは上りのストレート、12時からは下りのストレート、3時と9時はそれぞれ真横からのフックとスライスラインになります。
グリーンのライン読みの基本はカップにストレートに入るのはどこかと斜度はどのくらいかを知る事です。
そうすればあとは何時の位置にボールがあるかを見ればラインを予測することが出来るはずです。
簡単な法則をいくつかご紹介します。
6時からは上りのストレートラインですが、この場合に方向が左右どちらかに少しでもずれるとずれた方向に曲がってしまいますので上りのストレートラインは方向性に関してシビアになります。
12時からは下りのストレートで、左にヒッカケた時は少しスライス、右に押し出したらその逆になるので方向性には寛容な代わりに距離を合わせる事が難しくなります。
3時と9時からカップを狙うと上って下りのラインになるので最後に下りになってなかなかボールが止まらない事を気にしすぎると、出だしの上りのラインを登り切れずに大きくショートしてしまうと3パットに直結してしまうので出来るだけショートしないように対処することが必要です。
このようにラインによって気を遣う部分が変わってくるので、頭の隅にでも置いておいてください。