前回飛距離が伸びる為には、ボール初速の向上が、重要である事をお伝えしましたが、
今回はモデルケースを用いた例を使って説明します。
Aさん 野球部出身のパワーヒッター
試打ドライバー①のデータ
ヘッドスピード50m/s ボール初速69m/s
試打ドライバー②のデータ
ヘッドスピード47m/s ボール初速70.5m/s
上記の2つのデータを見てみるとヘッドスピードは①の方が3m/s速いにもかかわらず、
ボール初速は②の方が1.5m/s速くなっています。 単純に言えば①はインパクトの効率が
悪く、②はインパクトの効率が良いといえます。俗にいうミート率と呼ばれるものです。
ミート率の計算方法は、ボール初速÷ヘッドスピードとなります。
①のミート率を計算してみると 69m/s(ボール初速)÷50m/s(ヘッドスピード)=1.38(ミート率)
となります。
②のミート率を計算してみると 70.5m/s(ボール初速)÷47m/s(ヘッドスピード)=1.5(ミート
率)となります。
このデータをみるかぎり②のドライバーを私個人としてお薦めします。①のデータから推測され
る事はクラブがアンダースペックかな?軽いクラブなのでスピードはあがるけど本人の持ってる
パワーを生かしきれてないクラブなんじゃないかななんて個人的に勝手に想像してしまいま
す・・
対して②のデータを推測してみるとミート率が素晴らしい・・男子プロと変わらない強くて重い球
なんじゃないか? クラブの重量もヘビー級かな?なんて想像してしまいます。 あくまでも個
人的な想像(妄想)?ですのであしからず・・・・