初心者のゴルフデビューへの道 その6 ~練習場編2~

あなたは練習とレッスンの繰り返しでボールを打つことに慣れてきたはずです。さて、そろそろ、コースでのプレーに必要な知識とテクニックを身に付けていきましょう。

 

今回は、まだまだ、ナイスショットの出ることは少ないかもしれませんが、打球を最後まで見ることをテーマに練習してみてください。

 

初心者へのアドバイスとして、「ボールをよく見ろ。」というアドバイスを受けることが多い初心者ですが、この意味を「ボールが飛んで転がり止まるまでボールを見続けろ」と解釈して欲しいのです。つまり、ヘッドがボールに当たるまでは下にあるボールを見る。そして飛んでいったボールに目線を移す。あとはボールが落ちて転がり止まるまでのボールをよく観察してください。

 

ヘッドアップするなというのは、いつまでも地面を見ていろということではありません。ボールの当たった直後まで顔がボールに向いているだけで十分です。正しくスイングできれば、フィニッシュではボールのあった位置は見られないはずです。ボールが飛び出した直後から自然に飛んでいくボールに目線が追いつくのが良いスイングだと思います。

 

さて打球を最後まで見ることの効果は以下のとおりです。

① ボールをなくさない・・・・・・・・・コースでは自分が打ったボール地点に移動して次のター                      ゲットへ向けて打つ事の繰り返しです。もし途中でボールを                      紛失すると1打ペナルティを科せられます。ロストボールとい                     いますが打球を目で追うことでこれを防止できます。

② ショットの原因をつかめる・・・・ボールに当たった瞬間の自分が感じる余韻とショットの結果                     がだんだん結びついてくれるようになります。すると、ミスを                      修正できるようになることにつながります。

 

③ 状況分析に役立つ・・・・・・・・・同伴プレーヤーの打球も最後まで見ましょう。慣れてくると                      風向きや地面の勾配などが読み取れるようにもなり、有利                      にプレーできます。

 

④ ラウンドの進行が早くなる・・・アマチュアの方のプレーを見ているとミスショットをした恥ず                      かしさ、悔しさのあまり目を打球から外らしてしまう人がとて                      も多いのですがこれでは次のボールの搜索に時間が掛かっ                     てしまう可能性が高くなります。プレーが遅いのは重大なマ                     ナー違反です。できるだけ同伴プレーヤーの打球もよく見ま                     しょう。

 

また練習場で打球をよく見ることで、将来的に打ちたい球筋をイメージできるようになったり、大まかな自分のクラブ毎の飛距離を知ることにもつながります。

 

上級者は球探しもとても上手です。ボールを最後まで見ろというアドバイスにはここまでの意味が込められているんです。いつまでも地面を見ている打ち方ではなく、打球を最後まで見る癖をつけると、将来的にとても役に立ちますよ。 ヾ(=・ω・=)o☆バイバイ