日本女子ツアーのトーナメントでコロナ禍でドライビングディスタンスの計測がされていなかったのが、
今週から計測が再開されました。
全選手の飛距離が分かることで中継で映らない選手のプレー内容が少し想像できます。
実際想像通りになっていたわけではないでしょうが、何の調子がいいのか悪いのかは想像することができると思います。
ただ、JLPGAのホームページで見ることができるスタッツではホールごとのパット数が分からないためどのホールでパーオンしたのかの判断ができません。
そこは、中継を観てねということなのでしょうか?
いずれにしても、スタッツを見ると選手のプレースタイルが浮き彫りになります。
それを自分のプレーの参考にすることもできます。
ちなみに、JLPGAのホームページでは次の5項目をチェックすることができます。
ドライビングディスタンス
風向きが180°逆になる2ホールが選定されてその2ホールの平均飛距離です。
多くの場合飛距離が出る選手は1年を通じるとフェアウェイキープ率が低くなります。
飛ばし屋の選手がその週のフェアウェイキープ率が高いと上位で戦っているでしょう。
フェアウェイキープ率
パー3を除いたすべてのティショットでフェアウェイを何回ヒットしたかの数値で、
この成績が良くても成績が良いとは限りませんが、その選手のドライバーの精度が推し量れます。
パーオン率
そのホールのパーから2を引いた回数かそれより少ない回数でグリーンに乗せた確率です。
基本的にはアイアン巧者が上位に名を連ねます。
パーオン率が高いとパット数が多くなりやすく、パーオン率が高くパーオンホールのパット数が少ない選手がバーディーを多くとっていることになります。
サンドセーブ率
バンカーから寄せワンを決める確率です。
バンカーに入れた回数が多い選手は積極的にピンを狙っているか、グリーンを狙うショットが上手くいっていないかです。
バンカーショットが上手いとグリーンを攻撃的に狙うことができます。
トータルパット数
1ラウンドの総パット数です。
プロの場合はパーオンホールの平均パット数がスコアを左右しやすくなります。
トータルパット数とパーオン率を見ることで、パターでしのぐプレーをしているか、バーディーパットを決められているのかが分かります。
気になる選手がいれば、その選手のスタッツを見ておくと中継をより楽しく見ることができると思います。
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