同伴競技者の打球は最後まで見届ける 

一緒にラウンドしている同伴競技者の打球は、最後まで見届けるようにしましょう。

第一にロストボールの防止になります。プレー時間の短縮には、不必要な暫定球

を打たない事、ボール探しの時間を短縮する事が大変重要になります。プレーヤー

全員の意識が高い組ほど、スムーズな進行の中で、リズムよくラウンドできる事に

なります。

第二に同伴競技者の打球が、どのように曲がっているかを観察する事により、風向きや

強さを推測する事が可能になる事です。

例をあげて説明してみます。右打ちのプレイヤーの場合

※ミドルホールで右側はOBがあるホールと仮定してみます。

オナーはAさん  自分は2番手とします。

①フックボールが持ち球の人(Aさん)の打球が、ストレートボールでフェアウェーセンターに止まった。

②左から風が吹いていると推測する。

③自分はどちらかというとフェード系の球である。

④自分がフェアウェーのセンターに球を打ち出してしまうと、風に乗って右のOBにいく可能性あり

⑤自分は左のラフに球を打ち出せれば風でフェアウェーに戻ってくる

というコース攻略法が描ければ理想的ではないでしょうか?

上級者はこのような情報を短時間で整理して、自分のすべき事を明確にしているのです。

やるべき事を明確にできれば、たとえ失敗しても、後悔せずに気持ちを切り替えられる

のではないかと思います。