コースでの立ち方について

先日、60代後半女性から「コースでどうやって構えたら良いですか?」という質問がありました。内容が漠然としていたのでもう少し詳しく話を聞くと、練習場では悩まず構えられるのに、コースでは上手く構えられず、正しい方向に向けているかどうかが不安で、自信が持てないとの事。では現状はどうしているかと聞くと、「ボールから打ちたい方向の延長線上20~30センチ以内に目標物を見つけ、その線に対して平行に立つようにしている」との事。実際にその事をコースで行なってもらうと、ボールから20センチ程度先にある目標線だけにとらわれて寸分の狂いもないよう一生懸命に方向を合わせる事にだけ全神経を使い、いざスイングに移った時点でも方向だけを気にして振っている状態でした。確かに目標の見つけ方や合わせ方は教科書に書いてあるような事柄で間違いではありませんが、この方の場合は、構える場所に来てから方向を決める事にとらわれすぎ、その結果、実際のボールを飛ばす先までの空間認識が欠落しやすく、またショットのテンポやリズムも練習場でのそれとは大きくかけ離れる状態でした。そこでこの方には、構える場所に来る4歩くらい後方からだいたいの方向を決め、その線に平行にボールの所にまで来れば見当違いの向きに構えていることはなく、20センチ先の目標物は確認作業くらいのレベルに引き下げ、テンポよくスイングするよう提案しました。

するとその女性から、コースでのショットの方向性が良くなり、スイングがスムーズになっただけでなく、バターでもこの方法を取り入れたところ、パットの方向性がよくなったとか。

コースで構えた向きに不安がある方は、構えてから打つまでの一連の流れを見直してみるのも有効かもしれませんね。(^J^)