アドレスの方向の取り方の勘違い｜ゴルフレッスンならGSI

ゴルフのプレー中に同伴プレーヤーやキャディーさんに「すごく右を向いているよ」などアドレスの体の向きを指摘されて指摘通りに構え直したにもかかわらずミスショットをしたという経験やそういうシーンに遭遇したことが一度はあるのではないでしょうか？

アドレスの方向で重要なポイントは、フェースの向き　＞　グリップエンドの位置　＞ボールの位置　＞　スタンスの向きです。例えば、フェースをターゲットに向けてグリップエンドは太ももの真ん中を指してボールの位置はおへそのやや左においてスクエアスタンスをとると上手く打てる人がいたとしましょう。その人が右に向いているとキャディーさんに指摘されたので、スタンスだけをを２０°ほど左に向けました。

この場合、フェースの向きは変わらず右へ向いたままグリップエンドが太ももの外側を指しボールの位置はかなり右でスタンスだけが目標に向いている構え方となります。こうなると普段のボールの位置より３０センチ以上ボールを右においてフェースが右へ向いている状態なので、このまま普通にスイングすると右にスライスボールが飛んでいくでしょう。

正しくは、ボールとスタンスラインを直角に結んだ線を半径にして描いた弧の上をスタンスが右へ必要量移動してアドレスを決めると、ボールと体との関係は変わらずに右に移動した分だけフェースの向きも一緒に左に向くことができます。こうすることでいつものアドレスを左に向かって取り直すことができます。

アドレスの目標の取り方はプロでもすぐくるってしまうものなので、定期的に第三者にチェックしてもらいながらプレーを続けて行くことをおススメします。

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