プロのトーナメントのセッティングはグリーンを固く速く、ラフは伸ばして距離が長く、通常営業のゴルフ場よりもとても難易度が高くなっています。
セッティングにより難易度が変わるわけですが、競技のセッティングは実力差が出やすいセッティングであることが理想になります。
実力とは、ショートゲームの巧拙、ショットの正確さ、判断力、飛距離などが上がります。
グリーンを速くすることでパッティングの距離感の差が大きく出やすくなり、硬くすることでショートゲームの技量とグリーンを狙うショットを打つポジション獲りが試されます。
ナイスショットでも球が止まらないほど固くなるとナイスショットが報われず、アンフェアなセッティングといえます。
フェアウェイを狭く、芝のコンディションを良くし、打ちやすい状態にすることでティショットの正確な人が恩恵を受けます。
ラフは伸ばし過ぎるとペナルティが大きすぎ、出すだけになってしまうとみんながグリーンを狙う事をあきらめてフェアウェイに出すだけのショットを選択することになりエキサイティングなプレーが見られなくなるので、上手く打てればグリーンに乗せられるかどうかの状態にすることで、面白いプレーが見られます。
また、ラフの場所により1mずれればグリーンを狙え、そうでなければ出すことさえ難しいというようなムラがあるとアンフェアな条件になります。
日本やアメリカは比較的フェアなセッティングで上手い人が勝つというセッティングを好みます。
ゴルフ発祥のイングランド、ヨーロッパ圏では自然ありのままを受け入れ、運不運も受け入れるゴルフこそ人生だ、的な思想もあり、全英オープンがその象徴的なトーナメントになっています。
http://www.theopen.jp/2018/
全英オープンは、スタート時間により、風の強さ、気温など天候が大きく変わり、地面が固すぎ、狙い通りのところに止めるには運が必要になり、グリーン上にも狙い通りに止められないため、グリーンの外から長い距離をパターで寄せるスキルが必須のスキルになります。
3日目を終えてトップのスピースはこの技術に秀でているため、不調で迎えた今大会でも優勝候補に挙げられていました。
ただ、この3日目は雨の影響でグリーンが止まりやすく、ラフまで転がりづらくなったためフェアな状態となりました。
プロが苦しむところを見たい人には残念ですが、実力のある選手にとっては自分の力が発揮しやすいコンディションになり、全英オープンでは珍しいバーディ合戦になりました。
明日は一体どの選手がクラレットジャグを手にするのでしょうか?
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