コーライ（高麗）グリーンを攻略するには？｜ゴルフレッスンならGSI

古くに開業したゴルフ場は２グリーンのゴルフ場が多く、その場合コーライグリーンとベントグリーンの２グリーンとなっているゴルフ場がほとんどでした。
そのゴルフ場も多くはコーライグリーンをベントグリーンの改造し、ベントのツーグリーンというゴルフ場がほとんどになっています。

それでも、現在も引き続きコーライグリーンを残しているゴルフ場もあります。そんなゴルフ場では暑さに弱いベントグリーンを休ませるために夏場にコーライグリーンを使う日が多くなります。

コーライグリーンはだいぶ少なくなりましたが、しれでも時々コーライグリーンに出会う機会があると思います。
コーライグリーンはベントグリーンと比較するとスピードが遅く、芝目が強いのが特徴です。

遅いグリーンは、同じ傾斜角度でも早いグリーンと比べると大幅に曲がり幅が小さくなります。
ベントグリーンになれているとショートパットでも同じ曲がり幅に感じてしまいラインを膨らませ過ぎて曲がり切らずにカップインに失敗するケースが多くなります。スタートして数ホールはストレートに狙うくらいのつもりでカップの下に外れるように狙うようにすると、早めにラインを把握できると思います。

もう一つは芝目ですが、芝目とは芝の葉が垂直になっておらず少し斜めに生えていることで、犬の頭からしっぽに向かって撫でるように葉が寝ているのが順目、その逆が逆目といいます。
ベント芝でも似た状態になりますが葉が軟らかいので無視してもいいくらいですが、葉が硬いコーライ芝では大きく影響を受けてスピードや曲がり幅に影響します。芝目は正午近くであればグリーンの中央に立って３６０°ぐるりと回って見回してみると黒っぽく見えたり白っぽく見える方向があります。一番明るく白く見える方向に向かって芝の葉が倒れていて順目になっています。傾斜とともにこの芝目の方向も加味してラインを決めていきましょう。

あとはスライスかフックかわからないくらいのラインなら真ん中に強めに狙えばボールが曲がる前にカップインしてくれます。
ということで、コーライグリーンでは芝目を加味しつつ、「強め」に「曲がりを小さく狙う」のが一番の攻略法です。

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