鵜呑みにしない

先日、なかなか綺麗なスイングをする20代前半の男性にレッスンする機会がありました。彼はスイングスピードも速く、全般的に飛距離は出せるものの、アイアンの球筋が低めの強いフックとなりがちで、自分ではどうしようもないとの事。

アイアンで何球か打ってもらった所、普通に振ると本人が言う通りの球筋になるので、スイングのインパクトからフニッシュにかけてそれを防ぐために頑張って対策するも、なかなか易しい取り組みではないので結果精度が低い状態でした。

そこで次に球筋を気にせずアイアンショットをしてもらった所、低めの強いフックボールであるものの、スイングはとてもフニッシュまで流れがよく、本人もこの振り方が楽だとか。

ならこのスイングをもとに仕上げるとしたら、右手のグリップがかなりのウイーク(手の平が空を向く)になっている事が関係ありそうだな~と思い、彼に自分の右手グリップについてどう思っているかを尋ねてみました。

すると、ゴルフの上手い人からも右手グリップはもっとかぶせた方が良いと指摘される事があったが、どうもしっくりこないのでこの握りになってしまうとか。

だとすれば、なぜ右グリップを変えてみる価値があるかを、道具の動かし方と合わせて握り方のコツを1つ1つ丁寧に教えた所、すぐに変えて打つ事が出来ました。本人の感想を聞くと、今までの右手の感触とは大きく違い違和感あるものの、いつものスイングで球がしっかり上がり、狙った方向に打てて嬉しいとか(^_^)v

こういう感想はレッスン冥利に尽きるのですが、私が思う彼の素晴らしい点は、人から指摘されても自分の中でしっくりこない部分を鵜呑みにしない頭の良さです。その頭があったから、その部分以外はとても素晴らしい状態が保てたのでは?という気がします。

何かを習得する際は、自分の頭もしっかり働かせて本質をつかんで行って下さいね。(^_^)/~