男女の距離の差はどのくらいか調べてみましょう。
米男子ツアーの平均飛距離ナンバーワンのローリー・マキロイは319.8ヤード、
女子ナンバーワンはヤニ・ツェンが276.083ヤード
マキロイの86.3%の飛距離になります。
一方、米男子ツアーの平均飛距離50位のO.シュナイダージャン301.7ヤード
女子はマディ・マクラリーで256.705ヤード
シュナイダージャンの85.1%の飛距離です。
日本男子ツアーナンバーワンは額賀辰徳で310.07ヤード
50位は正岡竜二選手の288.00ヤード
日本女子ツアーナンバーワンは穴井詩の259.30ヤード
50位は小野祐夢の235.03ヤード
穴井詩は額賀辰徳の83.6%
小野祐夢は正岡竜二の81.6%になります。
ちなみに各ツアーの平均飛距離のトップと最下位の選手の飛距離差
米男子ツアーは87.1%、米女子ツアーは84.6%
日本男子ツアーは85.4%、日本女子ツアーは85.5%となっていて、男子ツアーの最も飛ばない選手と、女子ツアーの最も飛ぶ選手の飛距離が同等になっています。
これを踏まえると、コースの全長は男子が7,000ヤードだとすると、女子は85%の5,950ヤードくらいが適正差ということができます。
とすると、女子は男子の85%の全長、男子は女子の117%の全長が適正ということができます。
1ホールで考えると、
ティマーク 全長 対象 想定飛距離 18倍
チャンピオンティ 450y 男子プロ 300y 8,100y
バックティ 383y 女子プロ 255y 6,894y
レギュラーティ 325y 女性上級者 217y 5,850 y
フロントティ 276y 一般女性 184y 4,968 y
レディスティ 235y 女性シニア 156y 4,230y
男子プロは残り150ヤードを9番アイアン、女子プロが残り128ヤードを9番アイアン、女性上級者が残り108ヤードを9番アイアン、一般女性が残り92ヤードを9番アイアン、女性シニアが残り79ヤードを9番アイアン、85%だとこんな感じになります
ただし完全に同等になるとショットの精度が男子の方が必要になるので、85~90%が適正距離差と考えていいのではないか?と思います。
これを踏まえて、下は東京オリンピック開催コースの霞が関カンツリークラブ東コースのヤーデージを見て下さい。
Tournament | 7,466 | 71 100.0% |
Back | 6,907 | 71 92.5% 107.6% |
Regular | 6,419 | 71 86.0% 100.0% |
Front | 5,866 | 71 78.6% 91.3% |
Ladies | 5,249 | 71 70.3% 81.7% |
オリンピック男子代表がトーナメントティ、女子代表がレギュラーティ、だとすると適正な距離設定になっていると思います。
ちなみに男性アマチュアがレギュラーティ、女性アマチュアがレディースティでプレーすると女性がやや有利、男子上級者がバックティ、女性上級者がフロントティでプレーすると適正な距離設定になっていて、とてもよく考えられたわずかにレディファーストな距離設定になっており、とても関心させられました。
出来たらレディースティの前にもう一つティインググラウンドがあるべきなのかなとは思いました。
多くのゴルフ場が女性に厳しい距離設定になっていると思われますが、あなたのホームコースはいかがですか?
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