今日はゴルフボールについて考えてみたいと思います。ゴルフは、ボールをカップに入れる
迄の打数を競うスポーツですから、ボールに対して、もっとこだわりを持つべきだと私個人
としては思うのですが、どちらかというと、ゴルフクラブの方に興味が片寄っている人が多い
ように感じます。その理由に消耗品であるゴルフボールの単価が高いので、勿体ないという
発想になってしまうのかもしれませんね.... ゴルフクラブは、一度買ってしまえばお金は
かかりませんから。。。
私はかつてゴルフ場で働いていたのですが、ほぼ毎日キャディの仕事をしてたくさんのゴルファーの方と接してきました。
お客さんの中には、「俺はボールを買った事がない」と自慢げに話している方もいました。
でもその方は、本当にボール探しが上手で
びっくりした記憶があります。池やOBがあるホールでは、自分のプレーよりも、ボール探しに精を出している感じです。
一度に10球位ボールを拾ってくる時もあり、こういう場所にボールが沢山落ちているというのが分かるそうです。(達人ですね..)
その中にニューボールのロストボールがあった時の嬉しそうな顔が忘れられません。
ゴルフでは色々な楽しみ方があるのだとその時改めて思いました。話が少しそれてしまったので本題に入りたいと思います。
ゴルフでは、自分がどのようにプレーしたいのかによって、ボールを選ぶ事が大切です。
まずボールは巷では、ディスタンス系と呼ばれるタイプか、スピン系と呼ばれるタイプの2つに大別されます。
読んで字のごとくディスタンス系ボールは、飛距離を求める方にお薦めのボールです。
特にアイアンでは一番手位は平気で違いがでるほど飛びます。但しメリットばかりではありません。
デメリットはスピンがかかりずらいので、インテンショナルに球を打ち分ける事や、ショートゲームでのスピンを効かせたアプローチなどは難しくなってしまいます。
次にスピン系のボールですが、大多数のプロゴルファーはこのタイプのボールを使用しています。
メリットはスピンコントロールがしやすく、インテンショナルショットや、ショートゲームでのスピン性能に
優れているのでスコアメイクを高い次元で考えているゴルファーにお薦めです。
ただし皆さんが通常プレーされるゴルフコースでは、グリーンのコンパクションや、ピンの位置などもプロの
試合のような設定にはなっていないので、ディスタンス系であっても問題なくプレーができると思います。
ゴルフでは使用しているボールによって、スピンの量やディンプルのパターンによる空気抵抗が変わってしまう恐れがあるので、
毎ホールのように違う種類のボールを使っていると、距離感がマチマチになってしまうのではないかと私個人としては思います。
なるべく同一のボールを使った方がクラブ毎の飛距離が揃うのでお薦めです。
せっかくナイスショットが出たのに、ショートしたり、グリーンオーバーしたら勿体ないと思います。。。。
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