軽すぎて難しいと感じるクラブを使いやすくするには？　｜ゴルフレッスンならGSI

１４本のゴルフクラブをセットとして組み上げるのは難しいものだと思います。

パターを除く１３本の飛距離の間隔が一定で、それらのクラブの振り心地が揃うようにするのが基本で、そこから個人個人のアレンジで自分が思うゴルフがしやすいセットになればいいと思います。

振り心地が揃うにはすべて同じ重さのシャフトにする場合と、長いクラブほどシャフトが軽くなるようにする場合があります。

現在難しいのがアイアンが重いシャフトのものをお使いの人で、これが難しい問題となってきています。最も重いシャフトは、およそ１３０ｇでドライバーを４０ｇ台のシャフトをチョイスする人もいます。

そうなると全番手同一のバランスにすると明らかに軽すぎるドライバーになってしまいます。ここに目をつむってドライバーに飛距離を求めて別物としてショットをするという感じになります。

一昔前はアイアン、ユーティリティー、フェアウェイウッド、ドライバーで１０ｇずつ軽くするくらいが普通で、アイアンのシャフトが１３０ｇなら９０ｇという時代がありました。バランスもすべて同じにするくらいで振り心地も揃っていました。

この頃のシャフトの製造技術ではハードヒッターの使用に耐えられなかったので自動的にそうなっていました。例え折れなくても打球のスピン量が増えすぎて飛ばないので、軽くても９０ｇほどが当時のベストでした。

現在はヘッドの低スピン化とシャフトの製造技術が高まったために、飛ばし屋といわれる人でも５０ｇ台のシャフトを選べるようになっています。

ウッドとアイアンのシャフト重量の差が大きいときは、シャフトを軽くするほどバランスを重くしてやるとクラブ全体の慣性モーメントの差が少なくなって振り心地が揃います。

シャフト重量が全番手ほぼ同じであればバランスを統一するといいと思います。重量差があれば軽いシャフトのものほどバランスを重くするようにしたらいいと思います。

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