今年の全英オープンの会場(カーヌスティ・ゴルフリンクス)はフェアウェイが固く芝生の勢いもないのでとても転がりやすいフェアウェイになっています。
例年はそうなるとグリーンも同様の状態になり、それこそがTHE.OPENなのですが、グリーンはとても青く芝生がいい状態に保たれているようです。
これは意図的に水をやり、肥料もやっている状態に見えます。
そのためにグリーン上はとてもフェアな状態でプレーでき、グリーンに落ちたボールは止まりやすくなるために、ナイスショットには想定外のことが起こりにくくなるので、アイアンショットも想定外の結果になることが少ないので技を、公平に競い合うことができます。
なので、今年の全英オープンはティショットをファウェイに置きさえすれば、アイアンショットとパッティングでスコアを稼ぎやすいコンディションといえます。
このために障害になるのが地面の固さで、ここではアンフェアさがどうしても出てきます。
ティショットのランが多いため、傾斜次第でラフまで行ってしまいます。
低スピンで距離を稼ぐ設計の現在のドライバーでフェアウェイキープをするのは困難です。
ポテトチップ状のうねったグリーン周りのアプローチのように、高く上げて止めたり、転がしたり、強い風の中で落とし場所に注意を払ってティショットを打たなければなりません。
どうせラフやバンカーまで転がってしまうならグリーンの近くまで飛ばしてしまえという選択をして成功した人が最終日優勝争いに加われる可能性もあります。
あのバンデベルデ選手は71ホールをこれで乗り切りました。
し、しかし・・・・・
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また固い地面からショットのときはヘッドがボールの手前に落ちると、ヘッドが弾んでトップ気味に、アッパーにボールに当たるので飛び過ぎてしまうということが起きやすいので、地面を打たずにボールだけレベルにヒットするか、ダウンブローに打って低めのスピンを効かせたショットを選択することになります。
グリーン周りではパターの登場回数が多くなるでしょう。
ティショットとグリーン外からのパッティンがカギになってきます。
ノーボギーでプレーするのはそれでも難しいので、あとはバーディーパットをいかに決めていくかという勝負になっていくと思われます。
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