現在のゴルフ場の距離設定の基本はドライバーの平均距離が250ヤード、2打目の最大距離が230ヤードと、糸巻きボール、パーシモンヘッドのドライバーの時代の上級者の飛距離を元にしています。
なので、480ヤード以上がパー5、250ヤード以上480ヤード未満がパー4、250ヤード未満がパー3と定められています。
しかし今や、上級者の飛距離は20ヤードほど伸びてきており、これに対応出来るコースはあまりありません。
これを懸念してR&Aはドライバーの反発係数、ヘッドの容積、長さに規制をかけましたが後手を踏んでしまった状態になっています。
一方、アマチュアのショートヒッターやジュニアゴルファーにとっては設定が長過ぎてパーオンを狙って2パット、という本来のゴルフの楽しみを味わえない長さでもあります。
もし、ボクシングの体重別のようにドライバーの飛距離別にコースの長さを設定するとしたら下図のようになります。
簡単すぎてつまらないと感じるかもしれませんがドライバーの距離に応じた長さのホールで全てのホールでパーオンを目指すチャンスがあるゴルフを体験出来ます。
残念ながらドライバーの飛距離が170ヤードに満たないと相当のコースがないかもしれません。
① ドライバーの平均距離=最長のパー3
② 2打目の最大距離
③ ①+②=最短のパー5
④ (①+③)÷2=パー4の平均距離
⑤ ④×18=適正距離(全長)
※単位はヤード
① | ② | ③ | ④ | ⑤ |
110 | 105 | 215 | 162.5 | 2925 |
130 | 120 | 250 | 190 | 3420 |
150 | 135 | 285 | 217.5 | 3915 |
170 | 155 | 325 | 247.5 | 4455 |
190 | 175 | 365 | 277.5 | 4995 |
210 | 195 | 405 | 307.5 | 5535 |
230 | 215 | 445 | 337.5 | 6075 |
250 | 230 | 480 | 365 | 6570 |
270 | 250 | 520 | 395 | 7110 |
290 | 270 | 560 | 425 | 7650 |
310 | 285 | 595 | 452.5 | 8145 |
ちなみに、エージシュートの認定条件に5000ヤード以上のコースでプレーするというのがあります。
短い距離でプレーしても必ずしも良いスコアが出せるとは限りませんしが、
良いスコアが出せそうになると緊張感も高まりますし、良いスコアが少し現実味を帯びてきます。
飛距離が出るようになったら体験するゴルフの内容の勉強にもなります。
良いスコアを出すことになれることも上達のための1つの要素になります。
たまには、短い距離のゴルフ場を選んでベストスコアに挑戦するなどのトライをしてみてはいかがでしょうか?
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