OKパットの背面打ち

テレビのトーナメント中継などを見ていて、プロがごく短い距離のパットを、パターヘッドの背面側(バックフェイス)で打ってカップインさせる場面を見た事があるかもしれません。

先日、お客様から上記の行為はルール上問題はないのか?との質問を受けました。

ゴルフのルールでは、トゥ、ヒール、バックフェイスなどクラブヘッドのどの部分で打ってもルール違反にはなりません。但し球を掻き寄せるようにストロークしたり、押し出すように打つとペナルティを受けます。したがって通常のストロークの方法に従えば、クラブヘッドの
どの部分で打っても問題はありません。

しかしクラブヘッド以外(シャフトや、グリップ部分)などで球を打つとルール違反になります。昔、名前は忘れましたが海外のプロがビリヤードを真似てグリップエンドで球を突いてカップインさせてペナルティを受けたケースがありました。

タップインの距離などで、人のラインを踏んでしまう恐れのある時は、逆うちのバックフェイス打ちが出来るとプレー時間の短縮ができるのでお試しください。

※上記の打ち方は、ご使用のパターヘッドの形状によって難易度が変化しますので、ご注意ください。