アイアンのオーバーホールをすると打ちにくかった番手が打ちやすくなることがあります。
アイアンの製造はヘッド、シャフト、グリップの主要部品を接着してクラブが完成します。そのためヘッドとシャフト、シャフトとグリップの接着の段階でエラーが発生する可能性が出てきます。そして、それぞれの部品の重量とその重量配分によってバランスが変わってきます。これを調節するためにシャフトの先に重りを取り付けてバランス調整が施されます。ヘッドのネック部に対して真っ直ぐシャフトが取り付けられないエラーも起こります。シャフトとヘッドは接着剤で接着されるためシャフトとネックの間に隙間が必要なためです。このエラーではロフト角、ライ角、重心角などが変わってしまいます。そのためこれをネックを曲げてカタログ通りのバランス、ライ角、ロフトに調節して製品が完成します。
その結果、シャフトの重り分ネックが重くなり重心位置がわずかに変化します。ネックを曲げて調整した分はヘッドの形状が変わり、重心角が変わるため本来の設計意図と違った番手が出てきます。このために打ちやすい番手、打ちにくい番手が発生します。これらの問題を解決するためには一度シャフト、グリップを取り外し再度丁寧に組み立て直し、ネックを曲げて本来の設計通りの形に組み直すのがオ-バーホールです。こうすることにより7番と9番は打てるのに8番だけミスが多いなどの問題が解決されることがあります。
番手毎のわずかな違いなので技術的な問題なのかクラブの問題なのかは判断が難しいものです。が気づかずともクラブの問題の影響は受けています。なのでオーバーホールをして限りなく本来の設計通りのクラブに組み直すことでクラブの問題がなくなれば自分自身の問題であることが明らかになるので迷いが少なく済むようになります。
できればシャフト取り付けの際にスパイン調整をするとシャフトの振り心地も統一されて尚良しです。90切りを目指す段階の方以上の人はぜひアイアンのオーバーホールをしてみてください。
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