ネットでゴルフの画像を見ていたら私たちが毎年3月に合宿を行うグアムのレオパレスリゾートのコースの画像がありました。
このホールはコースの中で最も難しいホールの一つです。
チョット文字が入っていますがあしからず。
このホールはグアム特有の強い風が画面の11時から5時くらいの向きのアゲインストの風が吹き続けています。
この画像を見て具体的に何が難しいのか、どのくらい読み取れるでしょうか?
一つのヒントとしてショットの特徴として右に行くショットはスピンが多く、高く上がり、距離が落ちます。左に行くショットはスピンが少なく低いボールになり距離は伸びます。なので、左に行くボールは右に行くボールと比べてアゲインストに強いといえます。
ティショットも左からのアゲインストの風なのでスライス回転のボールは風で右に流されるか押し戻されてしまいますしジャングルに落ちるのを止めてくれる傾斜もないうえにフェアウェイも右に傾斜しています。設計者はいつも同じ方向から吹く風を利用して右へのミスを防ぐ技術をプレーヤーに求めています。
グリーンの形状も右サイドが遠くにある右向きのグリーンで右に行くショットを崖下に誘っていてあえて右手前にバンカーを配置せずプレーヤーの油断を誘っているのだろうと思います。
対して、左サイドはボールを受け止めてくれる傾斜なので左に行きすぎるショットは傾斜が救けてくれます。ただし高く左に行くショットはマウンドが低いために助かりにくくなります。
このホールは風に強い低いフックボールでグリーンまで進めて行けばいいホールと言えます。
こういう写真を眺めるだけでもコースマネジメントについて勉強が出来ますね。
みなさんはこの画像を見てどのように感じましたでしょうか?