ティーグラウンドには、表面排水の為に、僅かに傾斜を付けてある場合が多くあります。
これは、完全に平らにしてしまうと水の逃げ場がなくなり、すぐに水がたまってしまう事を防ぐ目的があると思われます。
ティーグラウンドの真ん中から水が流れると考えるとホールに向かって右側がつま先下がりの傾斜が多くなり、ホールに向かって左側がつま先上がりの傾斜が多くなるはずです。
上記の現象を考えると、ティーグラウンドの右端に立つとつま先下がりになり、打球はスライス。反対にティーグラウンドの左端に立つとつま先上がりになり打球はフックになりやすくなります。
さらにコースを対角線に使うと良いと思います。ティーグラウンドの右端からフェアウェイの左側に向かって打球を打ち出してフェードボールを打つ。反対にティーグラウンドの左端からフェアウェイの右側に向かって打球を打ち出して、ドローボールを打つ。
傾斜を上手く利用しながら、コースを攻める。
いつもティーグラウンドの真ん中から打たずに積極的に端っこを使ってみてください。