芝目を読むという言葉を聞いたことがあるでしょう。
芝目はグリーンの芝生の葉が一方方向に倒れることで打たれたボールの転がりに影響を与え傾斜通りの転がりを変えてしまいます。
芝目は風の通る方向、太陽の位置、人が歩く方向、水の流れなどによりできるといわれています。
葉が硬いコーライグリーンで特に大きくボールの転がりに影響します。
芝目があると下の画像のカップの右側のようにフチが崩れたようになります。
この場合、2時から8時の方向に順目となっています。
葉が軟らかいベントグリーンでは芝目の影響を受けにくいため、近年はあまり芝目を読むことは重要ではなくなってきました。
一方、富士山などの大きな山の周囲でも目があるといわれています。
これは、裾野の緩やかな傾斜の方向を指します。
緩やかな斜面に沿ってコースが作られるので、緩やかな傾斜を水平と錯覚してしまい、グリーン面の形状通りにラインを読んで打つと、緩やかな傾斜の分だけラインから外れてしまうことが起きやすくなるため、
コース側は斜面の方向を目ということにしてプレーヤーやキャディに伝え、錯覚を起こさないよう促します。
この現象は、海沿いや湖沿い、川沿いのコースなどでも起こります。
これは本来の芝目とは全くの別物で、芝目でフックラインがスライスになるようなことは傾斜が小さくない限り起こりません。
こうした知識を頭の片隅に置いておくとコース攻略の助けになることもあると思いますので知っておいてほしいと思います。
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