スライスの原因はアウトサイドイン?
よくスライスの原因はアウトサイドインという意見があります。
しかし実際はアウトサイドインの軌道というだけではスライスになるとは限りません。
インパクトの時にボールとヘッドはくっつき数cm一緒に動く事になります。
この間にボールが移動した方向よりもフェースが右へ向いた時に初めてスライスボールになります。
仮にインパクトでヘッドの軌道が6°左へ向くアウトサイドインの軌道の時にフェースがターゲットに向いていればヘッドの軌道に対してフェースが6°右へ向いていたことになるのでスライスボールになります。
しかし、ターゲットラインより8°フェースが左に向いていたらヘッドの軌道に対して2°左へ向いていることになるのでボールは左に飛び出して軽くフックします。
ということで、スライスボールになるのはヘッドの軌道に対してフェースの向きが右へ向いていることが原因ということになります。
正しく原因を理解して初めて正しく矯正することが出来ます。
上級者でも勘違いしている人がいるくらいなので、勘違いしやすいところではありと思いますがみなさんは正しく理解しておいていただきたいと思います。