ショートゲームの重要性についてです。
ゴルフはミスのスポーツと言われるほど、完璧なショットを続けるのが困難な競技です。
そのミスショットを引きづらず、新たな気持ちで次のホールに向かう事は、メンタル的に考えるととても重要な事です。
例えば、ミドルホールでティーショットをミス、セカンドショットもミス、アプローチもピンに絡まず、5メートルのパーパットが残りました。
しかし、その5メートルのパーパットが決まりました。
次の状況では、ティーショットはミス、セカンドショットもミス、第3打のアプローチは30ヤードから、完璧に寄ってOKパーを拾いました。
次のホールのティーショットに臨む時には、前のホールのティーショット、セカンドショットなどのミスは頭から消えて、パーを拾えた事で精神的に落ちついた状態が期待できます。
対して、ティーショットは完璧な当たりでフェアウェイを捉え、セカンドショットはピンに絡んでワンピンのバーディチャンスにつきました。しかしそこから痛恨のスリーパットでボギー。
次のホールでは、完璧だったティーショットや、セカンドショットではなくスリーパットをしてボギーを叩いてしまったという怒りがこみ上げ、悪い精神状態のまま次打に臨む状況になる可能性は高いでしょう。
このように、ショートゲームが決まるとミスショットを頭の中から追い出してくれ、精神状態は良好に保つことができるというサイクルでラウンドを進められます。
アプローチやパターの練習はストレス発散にはもの足りないかもしれませんが、ロースコアでラウンド出来れば、会心のドライバーショットよりも、満足感は得られるのではないかと思います。