イップス

ゴルファーの中にはプロアマ問わずイップスで悩んでいる人が多くいます。

 

イップスとはストローク中に自身の意識とは裏腹に体が動かないように勝手にブレーキをかける力が働きストロークがスムースに行えなくなってしまう症状になります。

 

これに似ていることとして高飛び込みの飛び込み台に立った高所恐怖症の人が恐怖からいわゆる足がすくむ状態になってしまう事が挙げられます。これはおそらく、体中に力を入れる事で動けなくする事で落下を防ごうとする本能的に自分を守るために遺伝子的に組み込まれているものではないかと思います。この能力のおかげで人類が種を保存し続けて来られたのかもしれません。

 

この高い所から落ちたら危ないという事を察知すると恐怖として感じ、怖いと体を固くするという習性を人や動物は持っているのだろうと思います。このような状態になる事を動物は嫌がり、怖いところには近づかないことで予防しています。そう、そもそも怖いところには近づかなければいいだけなのですが、ゴルフの場合は命の危険にさらされない上に必ずそこへいかなければならないので厄介なんですね。

 

一度、ショートパットやアプローチ、ドライバーショットなど恐怖を覚えてしまうとその局面に直面した時に体を硬直させて怖いから打たないという選択を本能的にしてしまうことがイップス病でしょう。

 

この対策はそのショットが怖くなくなれば改善するわけですから怖くなくなってしまえばいいのでしょうが、この恐怖を取り除く作業がとても難しいのでしょう。出来るならいい加減、あるいは適当にストロークに臨む事が出来ればいいと思うのですが、良い結果を求めるほどそうは考えられないからです。

 

何が怖いかを追求してそれが怖くなくなる対策をする事でそのショットは怖くないという事を潜在意識に教えてあげる事が最初の一歩です。出来るならゴルフからしばらく離れる勇気を持つ事も必要かもしれません。