パターのライ角って重要なのでしょうか?
そもそもライ角がショットにどのように影響するかですが、
もしロフト58°のサンドウェッジのアドレスでフェースがターゲットの真上に向いていたとして、
この状態のサンドウェッジのグリップエンドをターゲットラインと直角に体の方向に倒して地面につけると、
フェースは58°左へ向きます。
1°倒すごとに約1.85°左へ向きます。
それに対してロフト3度のパターなら地面まで倒しても3°左に向くだけです。
1°倒すごとに約0.04°ほど左へ向きます。
ロフトが0°なら向きは変わりません。
なので方向性に関してはさほど影響はないといえます。
しかし、スライスラインやフックラインでソールを地面に対してぴったりつけて構えるとカップの下側にフェースが向くので入りにくくなります。
これを知っておくとスライスラインでもフックラインでもソールが水平になるように、
スライスラインならトーをわずかに持ち上げ、フックラインはヒールをわずかに持ち上げるようにするとイメージしたラインに出しやすくなります。
大きな違いはありませんが、何回も打つうちに何発かはそのおかげで入ってくれるかもしれない程度の違いです。
逆にミスがヒッカケが多いというときに意識的にヒールを浮かせて打つというのもわずかに効果が上がります。
ということで、パターのライ角が合っていなくても方向性に関してはそれほど問題はない合っているに越したことはないという話でした。
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