2016年の10月にR&Aがクラブの製造業者宛にパターを除くクラブの最大長の変更案を提案し意見を求めています。
その内容は要約すると、パター以外のクラブの長さの限界を今までの48インチから46インチまでに引き下げる。
という内容のものです。
現在あるゴルフ場の設計はドライバーが250ヤード、3Wが230ヤード程である前提での設計になっているコースが大半であるのに対して、トッププロがドライバーで300ヤード、3Wで270ヤードとなっているので、本来、ドライバーでバンカーとバンカーの間を狙うか?バンカーの手前にレイアップをするか?という選択を迫るホールが、多くの選手がバンカーをキャリーで越えてしまうホールに変わってしまっている事を懸念して、ドライバーの飛距離アップに歯止めをかけることで、コースと伝統を守りたいというのがR&Aの考え方です。
それに対し、1ヤードでも飛ぶクラブを作りたいクラブメーカー。
両者の目標は相反している中で、R&Aがクラブメーカーの意見を求めたということです。
硬式野球では、プロ、実業団、大学では木のバットで、高校生以下では金属バットも許可されています。
今さらプロゴルファーがパーシモンヘッドというわけにはいかないでしょうから、これ以上の飛距離アップがなされないような制限をかけたいわけです。
一方、ドライバーの飛距離が200ヤードのゴルファーにとっては少しでも飛ぶギアを使ってプレーしたいと思う人も多いでしょう。
時代が、公式トーナメントと一般ゴルファーのルールを区別しなければならないところに来ているのかもしれません。
はたしてどのようなところが落としどころとなるのでしょうか?
もし、シャフトの重さは90グラム以上、ヘッド体積が30ccまでなんてことになると、タイガーウッズの時代が再来し、ババワトソン選手などの細身の選手には厳しい時代となるかもしれません。
要するにクラブの総重量が重いと野球の野手のような体型、軽いとピッチャーのような体型が適するので、ルールによって得する人と損する人が出てきます。
まあ、現実的には、体積が460ccまで、長さが46インチまでというのがせいぜいでしょうから、このルール改正が行われてもトッププロの顔ぶれは変わらないでしょう。
完全にR&Aはギアの進化にルールが追いつけず後手を踏んでしまってるのが現状です。
あの帝王ジャックニクラウスは20年以上前からドライバーの飛距離に制限をかけることを提唱していました。
彼にはこうなる事が分かっていたんですね。
もしそうなっていたら、今のプロゴルファーの顔ぶれは大きく変わっていたことでしょう。
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