男子プロが使っていたドライバーとボールの変遷です。
1970年台は42・5~43インチ、総重量380gオーバー、ボールのディンプルも単調な感じでしたね。
ボールもクラブもスピンがかかりやすく、様々な球筋を駆使してコースを攻める選手がほとんどでした。
1990年ころのドライバー、ジャンボ尾崎選手の第2黄金期このクラブでMax300ヤードオーバー、ヘッドの大きさは170ccくらい?長さ43~43.5インチで総重量は370g~390g。
今の3Wの長さで大きさはこのドライバーの方が小さいくらいで、今の3Wで今のボールを打てば下の組み合わせより飛ぶでしょう。
この頃のボールは糸巻きボールが主流でした。メタルドライバーと組み合わせる事でスピン量は少し減り、パーシモンと比べると球を曲げにくくなりました。
1990年後半高反発ドライバーが流行りました。大きさも300ccくらいで長さは44インチ、総重量は350gくらいでした。
プロも2ピースボールを使い始めました。アプローチで少し止まりにくくなり、ロフト60°のロブウェッジが流行りました。
そして現在、450cc、45.5インチ、総重量は320g、飛ばし屋はキャリーで300ヤードを軽く超えます。
基本的にはストレート系の球筋
ボールは多層構造で4~5ピース、カバーの合わせ目が無くなり、アプローチではスピンが十分にかかり、ドライバーではスピンが少ないという理想的なボールに限りなく近づいてきていると思います。
飛ばなくて曲げやすい道具から、飛んで曲げにくい道具になってきました。
現在は、良いクラブ、良いボールはありますから、自分に合ったものをチョイスできるかどうかが現代のギア選びですね。