現代のゴルフは飛距離を重視したパワーゲームというのが主流の考え方であると思います。
クラブに始まりボールに至るまで、低スピン化での飛距離アップを狙ったゴルフギアが巷にあふれています。
糸巻きボールにパーシモンヘッドという組み合わせの時代、ドライバーショットはぐんぐんと球が上昇していくような吹け上がりと呼ばれるような打球が出やすく街の練習場でもよくそのような打球を拝見しましたが、現在のギアでそのような打球を打っている方は滅多にお目にかかりません。
現代のドライバー及びゴルフボールではむしろヘッドスピードに対するスピン量の不足に
より打球がドロップしてしまい飛距離をロスしている方も多数お見かけする事があります。
雨の中でのラウンドともなるとクラブフェイスやボールに付いた水分の影響で特にその傾向が出やすく、打球が全く上がらないという症状に困ってしまう方もいるかもしれません。
スピン量をしっかりと確保するためにはロフト角の多いドライバーが有効です。特にカムバックされたゴルファーの方は以前使用していたドライバーのロフト角よりもロフト角の多いドライバーを使用されるのが打球に関する違和感が出にくいのではないかと思います。
現在市販されているドライバーにはロフト角調整機能などが付いているものもあります。雨の日にはロフトを増やして使う事で少しでも打球を上げる事ができるかもしれません。または雨の日専用にドライバーをもう1本持っている事も良いかもしれません。
ドライバーショットで上記のような現象にこころあたりのある方はご参考にしていただければ幸いです。