ドライバーでダフらないチョロ??

先日、珍しい症状に悩まれている60代男性ゴルファーにお会いしました。

その方いわく、アイアンは普通に打てるけれど、ドライバーやFWで、ボールの上を擦るようなトップやチョロが時々出てしまい、その原因が解らず困っているとの事。

そこで、この方の現象の捉え方が事実かどうかを確かめる為に、7Iアイアン、FW、ドライバーと順番に3球づつ打っていただきました。

結果は、アイアン3球ともナイスボール、FW1球トップ、ドライバー2球トップ気味、と見事に本人の言う通りの状況でした。

この9球を打ち終えた後にまず私が尋ねた事は、「クラブがアイアンからドライバーへと長くなって行くにつれ上体が起き上がり、結果アドレスが大きく変わっているのですが、その事には気づいてますか?」という事です。

この質問に、えっそんな事が起きてるんですか?という返事と共に、「クラブが長くなると構えた時の角度(ライ角)が小さくなって変わってしまうので、それを揃えようとしているだけなんですが・・・・・・」という注意点まで教えてもらいました。

なるほど、それを注意しているのなら道具の長さが変化するにつれてアドレスの形が変わるのはしごく当たり前な事。なので発想を変え、アドレスの形をクラブの長さによって変えるのでなく、その代わりにライ角を変えてOKとしたらどうなるかを試してみました。

すると、ドライバーやFWでもトップ気味のボールが出なくなり、本人の感想は、「構えた時の眺めの違いに違和感があるものの、スイングの振りにくさはなく、長いクラブでも易しい」とか。

今回はあまり出会わない症例でしたが、見事なアンバランス現象が発生している際は、発想を逆にして確かめてみる事も施策の1つになりうるという事でしょうか。

以上、ご参考まで。(^_^)/~