ダウンブローとザックリ♪　｜ゴルフレッスンならGSI

アイアンショットやショートアプローチなどで、よくダウンブローに打てと言われます。これは、ダウンブローの方がヘッドが地面より先にボールに当たり、計算が立つことが最大のメリットです。あとはプル角があるためハンドファーストにあたることがスクエアにヒットするために都合がいいので特にショートアイアンのショットではダウンブローにヒットすることはとても重要です。

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でも、このダウンブローを少し勘違いしている方も多いようです。ダウンブローで打ちやすいようにボールの位置を右寄りにしてヘッドを高い位置から急角度に振り下ろしてリーディングエッジから地面に突き刺して深いターフをとっていくような打ち方で打っている方です。

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これはひとつ間違えてボールより手前にリーディングエッジが突き刺さったり、トップしてボール初速が速すぎて大オーバーしたりしてしまいます。

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では、良いダウンブローのショットとはどんなショットでしょうか？

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インパクト直前のヘッドはとても低いところから入ってきてなだらかに下降しながら地面の浅いところをソールが滑ってまた緩やかに上昇していく当たり方が良いダウンブローです。こうなると少々ソールの着地地点が左右にずれてもいい結果のショットになります。

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ちょうど飛行機訓練のタッチアンドゴーに似ています。飛行機の機首は機体後部よりもわずかに上がった状態で滑走路には小さな角度でアプローチして易しくランディングし、しばらく滑走したあと緩やかに離陸していきます。

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この時の機首をリーディングエッジ、機体後部をバウンスに見たてて考えてみてください。良いダウンブローはボールの直前に易しくランディングして滑走の始まりでボールをヒットして地面の浅いところを滑走して緩やかに上昇していく当たり方が良いダウンブローです。

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悪いダウンブローは機首の方が下がっていたり、高い位置から急角度に滑走路に落下するいわゆる墜落、ショットならザックリです。

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良いダウンブローの感覚を掴む練習として、練習場のアイアンマットなどで、小さなバックスイングでヘッドが極力地面に近い状態にして一度止めてそのポジションを確認してからマットの表面を優しくタッチするようにできるだけ長い幅を触るように素振りをして下さい。１０センチ以上を触れるといいでしょう。

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そして、最初にマットにソールが接地する辺りにボール位置を設定し素振り通りにスイングしてみましょう。これでインパクトゾーンの長い良いダウンブローのショットが身につくはずです。

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