イップス気味のアプローチ

最近20Yくらいから上のアプローチに悩んでいるという40代後半の男性が来られ、そのショットを拝見したところ、トップやダフりが非常に高い確率で発生しており、これでは全く使い物にならならず、正直イップスの域に片足を踏み入れてる状態でした。ちなみにアプローチ以外のドライバーやアイアンのショットはテンポよく打てていて、このショットなら90前後でラウンド出来そうなレベルでした。

この方にアプローチで大切にしている事は?と尋ねたところ、下半身を動かさない事だという返答でした。確かに多くのレッスン書でも指摘されている内容ですが、この方の場合は、下半身を岩のようにかたくしてしまい、動かせる部分が胸から上しか残っていないおらず、クラブを少し大きく動かすにはとてもテンポが刻みにくく、ギクシャクした身体使いになってました。

なので、この方には、下半身を動かさないという指令は解除してもらい、アプローチのフルショットから段階的にスピードを落としてショットを続け、20Y~30Yのショットになるスイングをカメラに撮り、本人にみてもらいました。

その感想としては、”下半身を動かしているはずなのに思っていた程動いていない”、との事。動かす、動かさないという感覚の部分は人によって捉え方や感じ方は一様でなく、とてもデリケートな内容だと思います。この方の場合は、下半身を必要以上に動かないようにしてしまった為にスイングテンポが取れなくなり、イップスの淵近くまで来てしまったようです。

何かおかしいな?と思った時には、立ち止まって確認したり、客観的な視点や観点からの情報とも照らし合わせて進めて行かれることをお薦めします。(^J^)