傾斜のあるヨコからのパターが苦手

先日、ハンディキャップ30の60代女性の方にラウンドレッスンを行っていた時に、傾斜の強い受けグリーンで中央にきられたカップの右ヨコ5mからのファーストパターという状況になりました。

すると彼女はおもむろに、「この手のパターは寄る気がしない」と打つ前から弱気な発言が・・・

まずは普段と同じように打ってもらった所、強めのタッチでカップに向かうも傾斜に負けてカップ左を猛スピードで通過し、次打は上りスライスラインの6mとなり、最初の位置より遠い所に止まりました。

どうしたかったのかを尋ねると、左に切れるラインだからその前にカップに入れようと思って転がしたけど、カップに届く前に曲りはじめてしまった・・・・・・

では先ほど以上のスピードで転がしたら入りそうか?と聞くと、強すぎてカップの上を通過してしまうかもしれないとの返答。

確かに私も同意見でした。ではどうしたら良いかと尋ねると、もう少しラインを右に厚くとって転がす必要があるという返答だったので、それを行ってもらいました。

すると今度は、1回目の時よりも更にスピードアップした転がりで飛び出したボールは猛スピードでカップ右を通過し次打は上りスライライン8mの所で止まりました。

途方に暮れる彼女に、2回目のボール初速が1回目のそれより速かった点について確認すると、「1回目よりも右に向いて打つ分、上り傾斜が強くなるからそれに負けないようにした」との事。

ここで私は気づきました。本来ボールとカップの位置は同じ高さにあるという前提が、フックラインを描いたとたん、彼女の中では上り続けるフックラインに変わっていることに。

このパターは真ヨコからなので、出だしは上っても放物線の頂点から先は下ってカップに向かいます。だとするとボールに伝えるエネルギーは平らな5mが1つの基準となるはずが、彼女の場合、ラインを厚くとればとるほど、平らな5mが6、7、8mへと増幅してしまい結果ノーカンになってしまうので、ラインを薄く強くという非常に攻撃的な攻めしか出来なかったようです。

以上の点を彼女に伝え、次の事をしてもらいました。

2回目のラインで打ち出すも、ボールに伝えるエネルギーは平らな5m分で行なう

するとボールはカップには届かなかったものの、30cmくらいの所に止まりました。

ここで彼女に感想を聞くと、この距離感でいいんだ・・・・私タッチがわかってなかったんだ(>_<)

少ない例かもしれませんが、心当たりのある方はご参考まで(^_^)/~