以下はGDOニュースの記事で、昨年のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで優勝した李知姫選手のギアのセッティングです。
ドライバー: グローブライド オノフ ドライバー AKA(2015年)(9度)
*シャフト: 三菱レイヨン KUROKAGE XM50(硬さ:SR、45.125)
フェアウェイウッド: グローブライド オノフ フェアウェイアームズ ラボスペック TS358(3番15度)、グローブライド オノフ フェアウェイアームズ タイプS 黒(2013年モデル) (5番17度)
ユーティリティ :テーラーメイド グローレF レスキュー (5番24度、6番27度)
アイアン: グローブライド オノフ フォージドアイアン KURO(2015年) (6番~9番)
ウェッジ :グローブライド オノフ フォージドウェッジ(2015年)(46度、50度)、 フォーティーン RM-21 ウェッジ (54度、58度)
パター: オデッセイ ミルドコレクション #5 パター
ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR XV ボール(2015年)
5番ウッドがロフト17°、その下が5番UTで24°でその差は7°なので普段はこの間に1本入れているのでしょうか?
6番UTと6番アイアンはどちらかを抜いていても問題ないようですが、キーになるパー3やパー4に合わせて中間を厚くしたセッティングなのかなと考えられます。
アマチュアの方もこういったアイデアを参考にして、ホームコースではあまり必要でないクラブを抜いて、特定のホール用のクラブを入れてみたりして工夫すると楽にプレーできるようになるかもしれません。
上級者の方は参考にするといいと思います。
他に、雨の日用のドライバー、高い砲台グリーン用のロブウェッジ、バンカーの砂の硬さに応じたサンドウェッジ、コーライグリーン(遅いグリーン)用のパターなど自分の個性を生かしたり弱点をカバーするためのクラブを用意してコースやコンディションに合わせてセッティングを変える事も実力の一部になると思います。
こうして、実際に使う14本プラスアルファの数本を使える状態にして、不要と思われるクラブを抜いて必要なものと入れ替えるようにすることでプレーの幅が拡がります。
そのためにはコースをよく知っていないとどうしていいか分かりませんので、よく知っているホームコース用のピンポイントを狙ったセッティングと、遠征用のどんな状況も幅広く対応できるセッティングを用意するのもいいでしょう。
プロでも決まったセッティングで戦い続ける人とコースやコンディションに合わせてセッティングを変える人がいます。
前者は迷わずに済むというメリットがあり、技術でカバーするというスタイルで、後者は一定の技術で結果を変えられるというメリットがあり、自分のスイングを貫くというスタイルです。
これは性格や考え方により分かれますので、どちらが正解ということもありません。
あなたはどちらが自分に向いていると思いますか?