クラブの軽量化に伴ってスイングが変わってきた!?

ゴルフクラブは、ヘッド重量が全体の重さのおよそ6~8割をしめています。

 

スチールシャフトのドライバーのころは、ヘッドが205gくらいで、シャフトが120g、グリップが50グラム、で380g近い重さがありました。

 

この場合のヘッドの重さは全体の重さの54%ほどになります。

 

それに対して、現在のドライバーの最も軽い部類のパーツを組み合わせると、ヘッドが180gシャフトが35g、グリップが25グラムほどの物があって、これを組み立てると全体が240gで、ヘッドの重さは全体の75%になります。

 

これに伴い、特に女子プロのスイングに顕著に変化が見られます。

 

それは、トップがオーバースイングになる人がほとんどいなくなってきたところです。

 

ほぼ、スチールシャフトしかなかった頃の非力なプロは明らかに適正よりも重い重量のクラブしか選択肢がありませんでしたから、その人たちは飛距離を出すためにオーバースイングとなるトップの位置から助走距離を稼ぎ飛ばしていました。

 

現在の女子プロは適正な重さのものを選べますからコンパクトなトップから飛距離を出せるようになってきたために、オーバースイングになる人が少なくなってきたわけです。

 

上記のヘッドの重さのパーセンテージだけを見るとヘッドが重くなったようにも感じますが、振ってみるとヘッドの重量が75%をしめていても、とても軽い振り心地になります。

 

同じヘッドスピードでインパクトするなら重いヘッドの方が飛距離が出ますが、ヘッドが軽くなるとヘッドスピードが上げられますから、ヘッドが軽くなった分以上にヘッドスピードが上がる事によるエネルギーアップになりますから、クラブの軽量化によって飛距離はアップしてきています。

 

とはいえ、先端に重量が集中している事には変わらないので、スイング中の急な加減速は肘や手首の角度を崩す原因になりますから、スイングの際はスムースなヘッドの加速になるよう心がけてください。