こnボールのライの見極め方は、
・ボールと地面の隙間がどのくらいあるか?
・葉先からどのくらい沈んでいるか?
・沈んでいる場合インパクト前のどのくらいヘッドが抵抗を受けるか?
・芝目はどちらに向いているか?
これに傾斜も含めて判断して対処しましょう。
この写真では地面とボールの隙間がどのくらいかが分かりません。ボールから離れた地面を指やヘッドで押して下の隙間がどのくらいかを想像してみるといいと思いますが、左のボールは十分に浮いたいいライで、右のボールはおそらく5mm前後しか浮いていないのではないかと想像できます。
左のボールならアッパーに打つこともできますから選択肢は多くなります。
右のボールならダウンブローにヒットして、低い球を意図して打つといいでしょう。
というよりも沈んだボールはアッパーには打てませんので、ダウンブローでないとちゃんとボールをヒットできません。
このボールは地面にぴったりとついていて、もし画像の右に向かって打つのならダウンブローでトップさせて地を這うようなライナーが打てれば御の字で、左に向かって打つのならダウンブローに入れるのは同じですが、ハーフトップ気味に打てますから低めのボールになる程度で済むでしょう。
このボールは地面からはかなり浮いていそうです。
ただし芝目が画像の左上隅の方に向いているので、その方向に打つのならとても易しく、180反対ならこのくらい浮いていてもかなり芝生の抵抗が大きくて難しそう、その90°左右ならこれもさほど難しくないでしょう。
順目の方向に打つならドライバーでも打てそうですが、逆目ならウェッジでも振り抜くのは困難で脱出最優先の攻め方が求められると思います。
このように、地面とボールの隙間と芝生の抵抗を打つ前にしっかりと観察して、ライによって対策を立てて、十分にシミュレーションしてから打ちましょう。