アプローチ

プロの試合を会場やテレビで観戦していると、グリーンを狙ったショットが外れた場合に、アプローチで使用されるクラブはSWやAWが使用されるケースが多いと感じます。

 

しかしこれを見たアベレージゴルファーの方が、グリーン周りからはウェッジを使用する事を当然の事と認識してしまうのは、スコアメイクを考えた時にはマイナスになってしまうかもしれません。

 

プロのトーナメントでは、通常営業のゴルフ場とは異なりグリーンのコンパクションが硬く設定されています。通常営業のグリーンの硬さであれば、ランニングアプローチで止められる距離が、トーナメント使用のグリーンでは止められなくなるケースがあるので、ランニングアプローチを見られる場面が少なくなる事がまず考えられます。

 

もう一つは、テレビで週末に映っているプロゴルファーは優勝争いをしている選手なので、チャンスのあるホールではピンをダイレクトに狙って、バーディーを取っていかないと優勝争いから取り残されてしまう状況も考えられると思います。ピンの位置も端っこに振ってあるホールが多数あれば、ピンを狙ったショットがグリーンを外れた場合にはピンサイドからの難しいアプローチが残り、SWなどを使ったロブショットなども必要になるでしょう。

 

過去にプロゴルファー数名に集まって頂いて、アプローチショットの検証を行なった記事によれば、カラーからボールを打って、15ヤード先のピンにアプローチショットを行なった結果、一番距離と方向にばらつきの出たクラブはSWという結果が出ています。7番アイアンや9番アイアンではそれほどの大きなばらつきは出なかったそうです。

 

状況によっては転がしは使えないケースもあるでしょうが、転がしが可能な状況であれば、より確率を考えた方がスコアはまとまると思います。