ゴルフに限ったことではないかもしれませんが、自分をよく知ることはとても重要です。
若いうちや、初めて取り組むことは自分がそれをどのくらいできるのかわからないというのが普通だと思います。
松山英樹が米ツアーに挑戦してから数年が経ちますが、当初はがむしゃらにゴルフをしていたら気がついたら世界ランク2位まで上り詰めていました。
本人に聞いてみないとわかりませんが、彼は自分のランキングが20位くらいと認識しているように思います。
試合でも初日下位に沈んでいても2日目は順位を上げてきますし、2日目にトップに立ったら順位を下げてしまうことが多いです。
無意識に20位くらいが居心地が良いと感じているのではないかと推測します。
アマチュアゴルファーもキャリアを重ねると自分の平均スコアがどのくらいかがわかってしまいます。
ベストスコアが出そうなラウンドをしていると平均スコアに近づくまで大叩きをしてしまったり、フロントナインで大叩きしてしまうとバックナインでは良いゴルフができて平均スコアに近づけます。
上手くなる人はベストスコアが出そうなときそのままベストスコアを更新できる人だと思います。
自分の立ち位置を知ることはとても大事なことだと思いますが、時と場合によっては自分を過大評価できると良い結果につなげることができるということもあります。
自分の立ち位置はあまり深く考えず漠然と知っておくくらいにできれば、ベストスコアを頻繁に更新することができるのではないでしょうか?