これから冬に向かっていきますが、冬に適したクラブについてご説明します。
日本のゴルフ場のほとんどはコーライ芝、野芝がフェアウェイとラフに採用されています。
これらの芝生は最低気温が15℃以下になると休眠期に入り芝の葉は枯れたようになり成長が一時ストップします。
すると枯れた芝生はプレーヤーに踏まれることでどんどんすり切れたようになっていきます。
その結果、ボールが芝の上に浮かずに地面の上に直接置いたようなライ近づきます。
この状態に適したクラブはヘッドの重心が低くバウンス角が小さいものになります。
そして、気温の低下に伴いプレーヤーは重ね着をしていきます。
そのために体が動きにくくなることと、十分に体が暖まった状態でプレー出来なくなるので、スイングのポテンシャルが低下しヘッドスピードが夏場ほどまで上げられなくなります。
この状態に合うクラブはシャフトが軟らかく重いものになります。
軟らかくといってもヘッドやグリップの付け根に数グラムの鉛を貼ったり、1番手だけ長い番手のシャフトを取り付ける番手ずらしをする程度で十分ですし、夏場少し軟らかいかなと感じていたなら丁度良くなるというくらいの少しの違いですが、振り易さは確実に変わります。
スコアが1打変わるほどの違いにはならないかもしれませんが、上級者ほどクラブの影響を受けやすくなるのでご自分の冬用のチューニングを見つかると快適なプレーが出来ると思います。
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