ゴルフ初心者必読!これからの方も読んでおいて損はありません  |ゴルフレッスンならGSI

ゴルフをプレーするにはまずクラブが必要です。1から始める人はまだ自分のクラブを持っていなくても構いません。いわゆる打ちっぱなしでまずはボールを打つことにトライしましょう。

サッカーならドリブル、トラップとシュートがそこそこできるようになってからでないとサッカーを楽しむことができません。ゴルフの場合ならほどほどに真っ直ぐに飛ばせるようになってからでないと同じようにまったく楽しくありません。

ボールを打てるようになればなるほどゴルフの楽しさが増していきます。なかなかあっという間に上手くなることは難しいので少しでも早くボールを打つ練習を始めましょう。

多くの練習場には貸クラブがあり、手ぶらでいっても貸クラブを借りて打つだけで十分に経験が積めます。また、0から始めるにあたり自分で手探りで始めるというのはお勧めできません。ゴルフ経験のある友達や先輩などと一緒に行くか、できればその練習場に所属しているプロのレッスンを受けることをお勧めします。何ごとも初めは経験者の声を聴くことが上達の早道になると思います。

ゴルフとはどんなゲーム?

ティエリアといわれる場所から1打目を打ち、およそ100~600ヤードほど離れたところに埋められた一升瓶がちょうど入るくらいの大きさのホール(カップ)といわれる穴にできるだけ少ない打数で入れることを目的にしたゲームです。

ティエリアからホールまでの距離によって基準打数が定められています。
熟練者が1打で届く範囲にホールがあるパー3(ショートホール)
2打で届くところにあるのがパー4(ミドルホール)
3打だとパー5(ロングホール)といわれます。
パー3は1打目でホールのそばまで飛ばして、パターというクラブで2回打ってトータル3回でホールに入れるというのが基準打数になります。

例えば女子プロがホールまで360ヤードのパー4をプレーするとしましょう。
1打目240ヤード進んで、残り120ヤードをできるだけホールの近くに運び、その後2打でホールに入れるとパー(4)となります。
これを18ホール繰り返し、合計した数字がそのままスコアになります。

このようなホールを18消化するとプレー終了で、すべてパーでまわったときの合計が72になります。

ちなみにスコアはパーを3打下回ったら -3(スリーアンダー)、3打上回ったら+3(スリーオーバー)と表現します。
初めてのコースでのプレーではパーの2倍くらいのスコアになることが多く、144は72オーバーということになりますが、スコアを聞かれたら、「144でした」と答えるのが一般的です。

ショットの種類

フルショット
最も大きな振り幅でボールを遠くに飛ばすことを目的にしたショット

コントロールショット
フルショットよりも振り幅やパワーをセーブして方向性を重視するショット

スリークォーターショット
言葉通りスイングの振り幅をフルショットの4分の3くらいにして打つショット。コントロールショットよりもさらに飛距離を抑えるショット

ハーフショット
こちらも言葉通りで振り幅を半分ほどにして打つショットで、スリークォーターショットよりもさらに飛距離を落とすためのショット

ティーショット
そのホールの1打目のショットで、パー4、パー5ではドライバーでフルショットをするのが一般的

セカンドショット
2打目のショットのことで、3打目はサードショットといい、4打目以降は4打目、5打目・・というのが一般的

アプローチショット
英語ではグリーンを狙って打つショットをいいますが、日本ではグリーン周りからホールに寄せるショット

バンカーショット
バンカーといわれるグリーン周りの砂場から打つショット
エクスプロージョンショットともいう

ロブショット
グリーン周りでボールが転がらないように高く打ち上げ、ボールを止めることを目的にしたショットで、打ち方はエクスプロージョンショットと同じ

インテンショナルショット
通常のショットより球を曲げたり高さを変えたりして打つショット。経験を重ねたらトライしていきたい

レイアップショット
グリーンまで届かせることもできるときに、敢えて距離を残していくショットです。ショットを刻むとか、刻みともいいます。

ー△ー〇関連ブログ〇◎ー〇
・ゴルフ初心者向けスイング用語
・フィニッシュをしっかりとることを目指しましょう
・レイアップという戦略
・初心者のアプローチはランニング中心で

クラブについて学ぼう

まずは一般的なセッティング(14本)

1W(1番ウッド) 別名ドライバー
3W(3番ウッド) 別名スプーン
5W(5番ウッド) 別名クリーク

3U(3番ユーティリティ)
4U(4番ユーティリティ)

5I(5番アイアン)
6I(6番アイアン)
7I(7番アイアン)
8I(8番アイアン)
9I(9番アイアン)

PW(ピッチングウェッジ)
AW(アプローチウェッジ)
SW(サンドウェッジ)

PT(パター)

基本的には上から順に遠くまで飛ばすことができるクラブです。

上のクラブほど軽くて長くフェースといわれる打面が立っていて4°ずつ角度が変わり、ドライバーが10° SWで56°ほど上を向いています。

このフェースの上向き度合いをロフトといいます。
飛ぶクラブほどロフトが立っていて軽く長くなっています。

〇△ー〇関連ブログ△◎ー〇

・初心者用クラブでなく数年落ちの高級中古クラブがおすすめ
・初心者にお勧めのクラブの買い方
・スイングを覚える前に「クラブの重心角」について知っておきましょう
・クラブのカタログを読み取れる基礎知識
・ゴルフクラブのお手入れ方法

 

練習はどのように進めればいいか?

ゴルフのゲーム性とクラブの役割についておおよその理解ができたら何のための練習かを理解したうえで取り組むことができると思います。

ボールを打ってみると遠くに飛ばしてみたいと思うでしょう。やってみるとわかると思いますがフェースにちゃんと当たらない人が多いと思います。基本を理解し遠くに飛ばすことよりも正確にボールにヒットできるようにするのが第一歩と考えてほしいと思います。

もっとも簡単にボールを打つことができるクラブはパターです。パターとはグリーン上専用クラブといっても差支えがないくらぶで、例外もありますが標準的なパターはロフトが3°ほどで長さが最も短いクラブです。初心者でもフェースに上手く当てられますからまずはこれから始めるのが良いと思います。当たる瞬間にフェースが目標に向いていると真っ直ぐ転がることや、打つ強さが変わるとぼーづの転がるスピードが変わったり、当たりそこなうと思ったところまで転がらなかったりすることが実体験できます。

ゴルフを上達していく道筋のイメージとしては、

1. パターコース
2. ショートコース
3. ゴルフ場

の順番で経験を積んでいくのがオススメです。
パターコースというのは十数ホールのホールをパターだけで順番に狙って消化していくというコースです。これはあまり見かけることはありませんが、レジャーホテルの施設として運営されているところがいくつかあるようです。これは探すのが大変なのでゴルフ練習場の付帯施設などの練習グリーンを探して経験するといいと思います。おすすめはパターマットといわれる40cm×200cmくらいの人工芝に穴が開いている練習器具を購入してコツコツと練習してみてください。カップに入れるという感覚が身につき、デビューまでに9割くらい入れられるようにしておきましょう。

18ホールの距離の合計が6,000ヤードを超すのに対して、ショートコースは距離の合計が1,000ヤード以内くらいなので、短いクラブだけでラウンドするようなコースです。ここでアプローチやアイアンショット、パター、ラウンドをするリズム、ルール、マナーの経験と学習ができます。大きな街ではコストパフォーマンスが高いですが、数回は経験をすることをお薦めします。

定期的なパターの練習と並行して、ショートコースでプレーすることを最初の目標とすることが無理なく上達していくための近道になります。

結果的に練習の比重が短いクラブ中心になりますが、無理に長いクラブで練習して大きなミスショットを無駄に経験しないで済むことがメリットで、アイアンがある程度打てるようになってから徐々に長いクラブに挑戦していきましょう。

こうした道筋でコースデビューまでの自分なりのスケジュールで進めて行ってみてください。

〇△ー◎関連ブログ〇□ー〇
・まずは、パッティングから!
・確実にボールにフェースを当てるためには
・バンカーショットに対しての取り組み方
・勘違いしやすい「頭を残す」のホントの意味

道具を買うタイミング

まずは練習場での練習、パターコース、練習グリーンなどパッティングの練習のために

・アイアンセット(アイアンはあまりバラ売りされないため)ウェッジだけでも可
・パター
・ボール
・グローブ
・パターマット

初めてなのでアイアンセットとパターは専門家と相談しながら選べる専門店で購入を考えるのがいいでしょう。要領がいい人はそうしてどのモデルでどんなスペックがいいかを聞き出してネットで最も安いものを購入する人がいるとかいないとか。
中古店のスタッフの方がクラブなどに精通している傾向があるので、中古店での購入もおすすめです。この段階ではユーティリティやウッドはまだ買わなくてもいいと思います。
ネットでは人気モデルを中心に、見た目が変わらず性能が劣る偽物が結構流通していますからそのリスクを背負っていることは認識しておきましょう。

・ボール
初めはロストボールや安いものでも十分ですので安く済ませるのもいいと思います。

・グローブ
実際に手にはめてみて後で伸びて大きくなることを想定し、少しきついかなと感じるくらいのものを選んでください。

・パターマット
家に敷きっぱなしでおける人は是非購入して欲しいと思います。そこへパターとボールを置いておけばお手軽に練習できます。使うたびにしまわなければならない環境だとしたらしまいっぱなしでほとんど使わないことになりがちですので無理に購入はお薦めいたしません。

 

アイアンが少し当たるようになったらショートコースに行ってみましょう。そのために

・ティー
・ボールマーカー
・ゴルフシューズ
・ゴルフウェア
・数本入るゴルフバッグ(なくても大丈夫)

ショートコースではティシャツ短パンでもプレーできますが、この辺でウェアを手に入れておいてもいいと思います。数本入るゴルフクラブというのは練習場などへのクラブの持ち運ぶのに便利なので必要を感じる人は買っておきましょう。ショートコースのプレーの際にも有用です。

 

ショートコースを経験したらいよいよコースデビューに向けて準備を進めましょう。そのために必要なのは

・ドライバー

・5W
・ユーティリティ
・キャディバッグ
・替えのグローブ数枚
その他必要に応じてボストンバッグ(着替えの持ち運び)、帽子、タオル、レインウェア
レインウェアはゴルフが雨天中止とならない場合には重要アイテムです。

このように、ゴルフを始めるときに全てを一度に買う必要はありません。ゴルフを軽く経験することで自分自身で何がどのくらい必要かを予測ができるようになっているはずなので無駄遣いを避けるならコースデビュー当日までに計画的に用意をするといいと思います。

〇△ー◎関連ブログ〇□ー〇
・キャディバッグの中に用意しておくもの
・初心者のスパイクの選び方

コースデビューまでの段階的な練習スケジュール

◆パターコース(練習グリーン)を経験する
・何よりまずクラブの先の重さで、ボールを狙ったところに打つことを経験します。
・目標に距離を合わせる(距離感)
・目標方向にボールを打ち出す(方向性)

◆ショートコースでプレーするために
・ラウンドためのルールとマナーを予習し、プレーの流れを経験する
・ウェッジで5ヤード(1ヤードは0.9144m)ほどを小さなスイングで確実にミートする

・徐々に長い距離の目標に打てるようにする
・小さなスイングでいろいろなクラブで打ちクラブに慣れる
・フルスイングでボールをミートできるようにする

◆コースデビューするために
・ユーティリティ以上のクラブどれか1本を打てるようにする(得意なクラブを1本つくる)
・ドライバーを打てるようにする
・練習する→コースで試すという自分の練習サイクルをつくる
・バンカーショット(意図的に高い球を打つ特殊な打ち方が必要)

と、ここまでを数か月から半年かけて、デビューまで行うとコースでのプレーの楽しさを味わうことができると思います。
準備不足で挑戦すると一緒にプレーする人に迷惑をかけたり、クラブを持ってあちこち走り回る羽目になりただただつらいだけのプレーになりがちです。

ゴルフの経験を積むほど、ホールに近いところほど、上手くプレーできる必要を感じます。そういう意味でもホールに近いところから順に練習をしていくことでバランスよく上達していくことにつながります。

準備が十分なほどコースでのプレーが楽しくなりますので練習嫌いな人も初めは我慢してしっかり練習して欲しいと思います。

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・誰と一緒に行くか、大事です
・まずプレーファストを心がけましょう
・初めてのラウンドはスコアカードはつけなくてもいい!
・打ち方が分からなくなったら?

ゴルフ場はこんなところ

プレーするエリアは場所によりプレー目的に応じて芝生の葉の長さ(芝生の刈高)を変えています。
それぞれの刈高は、コースによっても違いはありますが、以下のように設定しています。

ティーエリア: 10mm前後
ラフ: 50mm以上もしくは刈り込まない
グリーン: 4mm前後
カラー: 7mm前後
ティーエリアは1打目を打つエリアで18ホール各ホールごとにあります。

ここから打つ1打目をティショットともいい、画像のようにティーアップすることを許されています。
多くの場合、パー3以外はドライバーという一番遠くまで飛ばせるクラブで打つことが多くなります。

床の下から自動的にボールが出てくる練習場で練習していた女性がコースデビューのときに、1番ホールのティショットでボールが出てくるのを待っていたというエピソードがあります(笑)
画像のような状態に自分でティアップをします。これは10.8mm以下であれば好きな高さにして打つことができます。

フェアウェイはティエリアからグリーンまで30ヤード(1ヤードは0.9144m)ほどの幅で続いています。短く刈り込まれているので打ちやすく、ティショットはこのフェアウェイに行くように狙うのが基本となっています。

ラフは芝生が長く、遠くまで飛ばせるクラブで打つことが困難で、ティショットのミスに対してのペナルティを課す役割があります。したがって初心者が打つのはとても難しいのです。コースデビューまでにできるだけティショットをラフに打ち込まないで済むように準備をして臨みたいところです。
もしラフに打ち込んだ場合は7番アイアンか、それ以下のクラブで確実にフェアウェイに脱出するようにするのがいいでしょう。

グリーンはパターというグリーン上専用のクラブで、奥行き35ヤード、横幅25ヤードほどのボールを転がしてホールに入れたり寄せたりするエリアです。
ティショットを打ったらできるだけ少ない打数でグリーンに乗せることを目的としてプレーします。ある程度上手くなるとグリーン上では2打以下でおさまるようになりますが、初心者の方は4~5回打つこともあるかもしれません。上級者ほどグリーン面の小さな凹凸などに注意を払ってプレーするので、他のプレーヤーのためにもかかとを引きずるなどしてグリーン面に傷をつけないように注意を払うのがマナーであるとされています。

カラーはせっかくグリーンにたどり着いたボールがグリーンからこぼれにくくしてくれる役割を持っています。ルール上はグリーンではありませんがカラーもグリーンと同様に傷をつけないように注意しましょう。

ー△ー〇関連ブログ〇◎ー〇
練習場とコースでのプレーの違いとは?

 

 

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