飛距離が出せるスイングというのはそのメカニズムも重要ですが、持っている筋力を全てヘッドスピードに変えられるスイングです。
身体のサイズ、フォルム、筋力、筋力の強い部分弱い部分、柔軟性、経験が個々に違うので、一番飛ばせるスイングも十人十色で、スコアを出すためのスイングとは一致しないこともあります。
自分の力が強い部分を組み合わせてスイングを構築すると自分なりの理想のスイングができ上がるわけですが、筋力、柔軟性の左右差、上下差などが個性的だと個性的なスイングができ上がります。
個々の体の力を出し切るのに合理的で再現性、操作性が高いスイングと、物理的にも理想的なスイングはなかなか一致しません。
アマチュアゴルファーの多くは体の中の偏った部分の筋力を強く使ったスイングになりがちです。
筋力、柔軟性、身体の操作性の偏りがゴルフスイング用の体になった上でするスイングは自然に良いショットを生み出せます。
こうなるためには早い時期に良いスイングを身に付けて繰り返し反復をするというのが理想的でしょう。
なかなか良いスイングが身に付かない中での繰り返し反復は百害あって一利ありとなってしまいます。
いわゆる報われない努力です。
ゴルフを始めて間もない時期にどれだけ良いスイングを作れるかはその後の上達度合いを大きく左右します。
基本を最初に身につけてからであれば、練習をやるほど上達するという好循環に入れます。
少し手間取ると練習をやるほど悪いスイングが身に付いてしまうという悪循環に陥ります。
コロナ禍がきっかけでゴルフを始めた人が多いと聞きますが、そのような方はせっかくなのでプロのレッスンを受けるなどして最初に基本を身につけて欲しいと思います。
またインターネットなどで情報を得たい場合はゴルフに詳しい人と一緒に動画を見てもらって質問をしたり解説をしてもらったりするのも効果的だと思います。
キャリアが長い人ほどスイングのモデルチェンジは大変ですが、遅すぎるということもないと思いますので挑戦する価値はあるでしょう。
しかしこれにはある程度の覚悟が必要だと思います。
そんなときは自分ができる範囲のマイナーチェンジに挑戦するのもいいでしょう。
キャリアが長い人ほど練習をしなくても下手になることはそうないと思いますが、何もしなければ上達することもありません。
自分を客観的に見て、あるいは見てもらって自分にとって最適な判断を下しながら練習に励んでみて欲しいと思います。
ということで、上達の障害になるのは間違ったスイングを正しいと勘違いしてしまうことと、問題の多いスイングを繰り返してヘボ固めをしてしまうことです。
こうなると、複雑化して方針を決めるのは一人では難しいと思いますので、こうした方も改めてスイングの基本を見直す必要があると思います。
ただ闇雲にたくさん練習しても下手になってしまうことがありますので初心者の方は今一度自分の練習プランを見直してみてはいかがでしょうか?
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