パッティングで見るべきはカップ？ボール？　｜ゴルフレッスンならGSI

パッティングで見るべきはカップ？ボール？結論としてはどちらも重要です。目標に焦点を合わせてからボールに目を戻しぼんやりボールを見るくらいがいいと思います。

野球のピッチャーはキャッチャーミットを見てそこに投げようとします。バスケットボールのシュートはリングを見て眼で見たとこに向かって投げようとし、投げる動作は目と体の機能を一致させるようなスキルを必要とします。

一方、テニスやバドミントン、卓球、ゴルフなどはボールを見て打ち返し、ある程度の範囲を狙って打つが要求されるので、目で目標を確認し、目でボールを見て打つことが必要で投げる場合よりも見たところに打ち返し、打球動作時は見たところを打つという２つの作業が必要になります。

スイング時はボールをよく見ろといわれるので、目標をそっちのけでボールだけを見て打つことで、上手くボールを打てても目標から外れるということが初心者、アベレージゴルファーによく起こることです。プロゴルファーも稀にボールではなくカップを見ながらパッティングをする人もいます。ラウンドではそうしなくても練習ではカップを見たままボールを打つ人は多くいます。これは目標を見てみたところに打つように体が反応するシステムを作る練習です。

 

 

なので、目で見たところに打つことと、目で見たところを打つ練習を意識的に行うべきです。始めて間もないうちは先ずは見たところにヘッドを当てることを優先して行い、スキルが上がるほどに目標をよく見てそこに打球を運ぶ練習を増やすといいでしょう。

一口に見るといっても、アドレス時に見るボールはぼんやりと、アドレス前に見る目標は目標に完全に焦点を合わせてからボールに目を戻します。焦点を合わせることで脳に正確に目標を認識させることができその奥行きを感じ取ることで距離感が磨かれていきます。

パッティングの場合は動作が小さいので目標を見たまま打つことも可能なで、初心者でもカップを見たまま打ってもボールを打つことはできます。なので目標を見ながらボールを打ってそこに止める練習を短いパットで練習するといいでしょう。

アプローチやフルショットでは下ろし場所をよく見るか、ボールを止めるところをよく見るかを決めていつも同じ見方をしましょう。プロでも落とし場所をよく見る人と、止めるところを見る人といるのでどちらが良いということもないのですが、止める場所を見て打つ人が落とし場所を見て打つと落としたいところに止まってしまうというようなことが起こりやすいので自分はどちら派かを確かめておきましょう。パッティングでいえば通過点のボールの速度をイメージしながら通過点を見るか、止めたいところを見るかです。実際に試してみて自分がどちら派なのか確認してください。

将来的に見たところにボールを運べることを目指して早めに目を鍛えていきましょう。

 

 

 

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