バランスが揃い過ぎてるアイアンセットは危ない!? |ゴルフレッスンならGSI

アイアンのカタログを見るとスイングウェイトとかバランス(どちらも同じ)がD2とかC6などと表示されています。

 

これは、長さが異なるクラブのグリップを握って持ったときに、先端が軽い、重いと感じますが、その重さを表す指標のようなものです。

 

ゴルフクラブは工業製品としてはそれほど精密には作られておらず、そのためにヘッド、シャフト、グリップを組み立てた時に上記のスイングウェイトがバラバラになることの方が普通です。

 

ヘッドは研磨をする段階で、重量の調節はされているのですが、ゴムのグリップやシャフトの重量配分はとてもばらつき易く、ヘッド、シャフト、グリップのそれぞれの重量管理をしても、バランスを測ると番手毎のスイングウェイトはバラついてしまいます。

 

スイングそのものがさほど精密ではないので、あまりにスイングウェイトにこだわるとかえって振りにくくなってしまうことがあります。

 

特に日本のユーザーはスイングウェイトのバラつきに厳しいのでメーカー側もそれに対応を試みますが、限界があります。

 

そこで、スイングウェイトの数値を揃えるためにシャフトの先端に重り(鉛の粉、タングステン、真鍮など)を取り付けます。

 

「ゴルフ バラン...」の画像検索結果

 

その代償として、ヘッドの端だけを重くするので番手毎の振り心地が変わってしまいます。

 

1g重くするのなら重りを入れずに鉛をヘッドのバックフェースの中央あたりに貼る方が振り心地を揃えることが出来て使いやすいアイアンセットとなるのですが、メーカー側(国内)はそれを知りつつも見栄えのためにシャフトの先端に重りをつけて精密機械のごとく数値上だけバランス管理をしているのです。

 

これでは本末転倒になってしまうのですが致し方ないのかもしれません。

 

アメリカは割と大雑把なお国柄なのでバランスのバラつきは多い傾向にあります。

 

余談ですが、ヘッド単体のロフトとライ角にはバラつきはほとんどないのですが、シャフトの取り付け角度のエラーでバラつきが出てきます。

 

そのエラーの製品をネックを曲げてロフトとライ角の数値を最終調整してしまうので、顔の見え方や重心角などが変わってしまっているメーカーが多くなっています。

 

国産のアイアンをお使いの方で特定の番手だけ上手く打てないという場合はこれらのようなことが考えられます。

 

そんな時は、信頼のできるゴルフショップで一度ばらして組み立てなおすオーバーホールをすると問題が解決されるケースが多いと思いますので、特定の番手だけ打てない場合には一度お試しになってみるといいと思います。

 

 

 

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