マッチョと細マッチョ

ボディビルダーやプロレスラーのような体型の筋肉をトレーニングによって大きく肥大させた人達のことをマッチョ、プロ野球のピッチャーやトライアスロンの選手などの細身で筋肉がしっかり付いている体型の人達の事を最近では細マッチョなどと言うようです。

 

ゴルフに適した体型は後者の細マッチョ君です。

 

最近ではドライバーの重さが男子プロの平均でも320g程度になりました。スチールシャフトにパーシモンヘッドのドライバーの頃で370gくらいでした。このクラブのヘッドをスピードを出して振れれば飛距離が出ます。

 

ちなみにプロ野球で使われるバットは900g前後のでゴルフのクラブは野球のバットの半分の重さもないのです。

 

ほかのスポーツで見てみるとテニスラケットが280g前後、卓球のラケットは180g前後、バドミントンのラケットは85g前後だそうです。また、男子砲丸投げの砲丸とハンマー投げのハンマーは7.26kgだそうです。もはや単位すら変わってしまいます。

 

上記の競技の有名選手の体型を思い浮かべてください。軽い道具を扱う競技ほど筋力よりも瞬発力が重要で重い道具を扱うほど筋力が必要になります。

 

ほとんど運動していない人の筋繊維は全ての筋繊維の一部しか使われていないと言います。例えばベンチの上に仰向けに寝てバーベルを持ち、真上に持ち上げるベンチプレスというトレーニングがありますが、これをほとんど運動をしていないような人が仮に30kg持ち上げられたとします。何日か続けていくと、ほとんど筋肉量が増えていないのに40kgほど持ち上げられるようになったりします。これはトレーニングによって筋繊維やそれに命令を送る神経が刺激されて多くの筋繊維がバーベルを持ち上げるために参加するようになるからだと言われたりしています。

 

ゴルフの場合も同様で、初心者の人が使う筋繊維の量に比べると、プロゴルファーの方がはるかに多くの筋繊維を使っているでしょう。それは、クラブを相当な回数振り込んで来た結果でもあるでしょう。

 

また、筋力トレーニングによって筋肥大すると筋力が強くなり重くなります。もちろん最低限の筋肉量がなければいけませんが、大きくなりすぎると筋肉が重すぎてスピードが遅くなります。それぞれのスポーツのトップ選手たちの体を見るとどのような体型がその競技に適しているかとても参考になるでしょう。

 

ゴルフの場合、冒頭で紹介したように軽い道具を扱う競技の中に入るでしょうから、マッチョな人は以外に距離が出せない傾向にあるように思います。

 

ゴルフが上手くなりたい皆さんはマッチョにならないようご注意を。

ヘ(..、ヘ)☆\(゚ロ゚ )そんなに出来るか!