トーナメントの影のグリーンキーパーさん達の働きには感謝ですよ

プロのトーナメントを開催するコースは通常営業時のコースセッティングからトーナメント用のセッティングに変更しなければなりません。

 

今年の全米オープンは普段でも難しいコースを更にラフを伸ばしたり、砲台グリーンの周囲を短く刈り込んだり、グリーンを速く固くして開幕の準備がされていたのですが、初日の雷雨でグリーンがやわらかくなった分易しくなったので、USGAの意図するイーブンパーの優勝スコアとはいかなくなりそうです。

 

プロにとっては、ラフを伸ばしたり、コースを長くするよりもグリーンを固くされることの方が攻略が難しくなりますので、今回の全米オープンの初日の雨を恵みの雨にできた人に優勝のチャンスが出てくると思います。

 

開催コースのグリーンキーパーさんが困るのは、グリーンを速くするために肥料や散水の量を減らした中での整備になるため、失敗すると芝生が枯れてグリーンが台無しになってしまいますから神経をすり減らす思いになります。

 

また、長く伸ばしたラフを通常通りの刈高に戻すことが大変で、芝生は長く伸ばされるほど茎が浮き上がってくるので、フェアウェイの外周を伸ばしてラフにしたファーストカットといわれる部分をそのまま元の刈高で刈り込むと、浮き上がった茎ごと刈ってしまい葉が無くなって真っ白になってしまうので、何度か砂を撒いて茎を砂の中に沈めるようにして徐々に刈高を下げていくような作業をしなければなりません。

 

グリーンキーパーさん達のこのような影の苦労のお陰で私たちはスリリングなプロのプレーを観戦することが出来ます。

 

また、ラフを伸ばし始めると、そのコースのメンバーさんたちのプレーがえらいことになってしまいます。

 

長く伸びたラフに埋まってボールをたくさん無くしてしまったり、普段なら打たないような悪いスコアになってしまったりします。

 

そんな中でトーナメントが終わった翌日に、同じセッティングのままプレーをさせてもらえるイベントがあります。

 

機会がありましたら一度だけでも経験されておくと自分のゴルフのキャリアにも、話の種にもなると思いますので、一度挑戦されてみてはいかがでしょうか?