グリーンのコンディションを表す数字は2種類あります。
1つはスティンプメーターを使ってのグリーンスピードで、もう1つがコンパクションメーターという硬度計を使ったコンパクション(グリーン面の固さ)です。
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これや、
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これを、
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グリーンに刺して計測します。
先端部が深く刺さるほど柔らかく、浅いほど固いという事になります。
日本の男子ツアーは支持力強度、〇〇N/㎠で、女子ツアーが高度指数、〇〇mmが採用されていて、数字だけを比べてもよくわかりません。
USGAではポンドが単位として採用されていますので数字だけを比べればいいように世界的に統一されればいいなと思います。
お分かりと思いますが、グリーン面が固いとボールが止まりにくく、スピードははやくなる傾向になります。
固いグリーンを攻めきるにはある程度のヘッドスピードと、ボールを止めるテクニック、繊細なショートゲームの距離感が求められます。
プロのトーナメントは固くて速いグリーンに仕上げる事で、技術の差が出やすく、見る側にはエキサイティングになります。