アンプレヤブル

unplayable・・・・・・要はプレー出来ないということです。

 

アンプレヤブルという救済をご存知でしょうか?状況によっては大ピンチを小ピンチに変えられるかもしれない便利なルールなので知っておいていただきたいルールです。

 

以下、JGAのゴルフ規則より抜粋です

 

規則28 アンプレヤブルの球
定 義
 定義はゴシック体で表記され、第2章の用語の定義(P32~49参照)にアルファベット順に記載されている。
 球がウォーターハザード内にあるときを除いて、プレーヤーは、コース上のどこででも、自分の球をアンプレヤブルとみなすことができる。プレーヤーは自分の球がアンプレヤブルであるかどうかを決めることのできる唯一の人である。
自分の球をアンプレヤブルとみなした場合、プレーヤーは1打の罰のもとに次の中から1つを選んで処置しなければならない。

a.規則27-1に規定するストロークと距離に基づく処置をとり、初めの球を最後にプレーした所のできるだけ近くでをプレーする(規則20-5参照)。
b.ホールと、球があった箇所を結んだ線上で、その箇所よりも後方に、をドロップ。この場合には、球のあった箇所より後方であればいくら離れても距離に制限はない。
c.その球のあった箇所から2クラブレングス以内で、しかもホールに近づかない所に、をドロップ。

アンプレヤブルの球がバンカー内にある場合、プレーヤーは前記のa、b、cにより処置することができ、プレーヤーがbかcの処置を選んだときは、はそのバンカー内にドロップしなければならない。
規則28に基づいて処置する場合、球は拾い上げてふくことができるし、別の球に取り替えることもできる。
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規則28の違反の罰は
マッチプレーでは そのホールの負け
ストロークプレーでは 2打罰

 

大きなトラブルにつながり無制限に大叩きをしてしまうかもしれないショットを1打の罰で避けられるというありがたいルールです。

 

これについて、女子のトーナメントで起きたルールトラブルがありました。

 

アンプレヤブルで“バンカー外”にドロップ!?女子ツアーでルールトラブル

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 最終日◇25日◇中京ゴルフ倶楽部石野コース(6,459ヤード・パー72)>

国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」の最終日。今大会はトータル8アンダーまでスコアを伸ばしたアン・ソンジュ(韓国)が逃げ切りで今季2勝目を達成したが、その裏であるルールトラブルが起きていた。

まず、ことの顛末を説明しよう。前日行われた大会第2ラウンド、アウトコースからスタートした中村香織は8番パー4のセカンドショットがグリーン手前のバンカーに捕まった。そしてサード地点にやって来た中村はライの状況などからアンプレヤブルの決断を下した。

そこで中村が行った処置はボールのあった箇所とホールを結んだ後方線上へのドロップ。しかしドロップした地点は“バンカーの外”だった。これはゴルフ規則28及びゴルフ規則20-7(誤所からのプレー)に抵触するものだった。

今回、このことは第3ラウンドスタート後、LPGAにギャラリーからの問い合わせが寄せられて発覚。LPGAは中村の最終日のプレーが終了してから事実を確認し、それが事実であったため、中村を競技失格とした。

LPGAは今後、このようなルールトラブルが起こらないよう選手への啓蒙していく方針だ。

他に男子プロの立山選手が深いブッシュからアンプレヤブルをせずに打ち、結果的にパー3で19を叩いた事がありました。立山選手は打てると判断し果敢にチャレンジしたのですが10回以上そのブッシュの中で格闘しました。結果をみると一打を縮める為のトライが裏目に出たパターンです。しかしの後立山選手は4バーディを取り返すガッツを見せてくれました。19を引きずらない精神力は立派でした。

結果的にはアンプレヤブルを宣言していれば4か5で収まっていたでしょう。それを嫌い、3にチャレンジした結果の大叩きになってしまいました。

無理かな?と思うトラブルに遭遇したらアンプレヤブルを宣言する事を選択肢の中に入れてみて欲しいと思います。