重心距離の異なるクラブが混在する場合は重心距離が短いほどバランスを重くしましょう。
厳密には重心深度、重心角との兼ね合いもあるので必ずしもこの限りではありませんが、セットの統一感を持たせるためにチューニングを施してより良いセットにすると何番用の打ち方などと考えなくてもいいのでシンプルにクラブと付き合えると思います。
最近はコンボアイアンといわれる異なるモデルのアイアンを組み合わせて売られているセットが増えています。長い番手の弱点であるオフセンターヒット時の距離のバラつきが大きくなってしまうところを、長い番手をより易しいモデルのアイアンを入れて、短い番手が飛び過ぎないように、あるいはスピン量が大きくなる難しいといわれるアイアンと組み合わせて良いとこどりのアイアンセットです。
良いとこどりをしたといっても、異なるセットを組み合わせたので、必ずしもセットとして成立してるとはいえません。
難しいといわれているクラブはヘッドが小さいため重心距離が短く、易しいといわれるクラブはヘッドが大きく重心距離が長いため右に飛びやすいところを重心角を大きくしてカバーしているクラブなので、それぞれに合わせたボールに対してのヘッドの当て方にする必要があります。
個人的にテーラーメードのP707という少し小ぶりのアイアンセットを5~9番まで使用していて、一回り大きいP709アイアンの4番アイアンと組み合わせたところ、4番アイアンだけバウンス角が大きく重心距離が長く重心角が大きかったので4番アイアンだけ違和感を感じました。そこでソールの中央とバンス部分を削り、削って軽くなった分より少し少ない鉛をトー側に貼ってみたところ、セットの4番アイアンのようなクラブに変わり、重心距離が長く戻りにくい分をバランスを軽くすることで違和感のないセットになり、番手毎の重心位置の変化が規則的に変化することでショットの成功率が高くなりました。
打ち方でコンボアイアンに対応する場合、例えば、5~7番までが易しいモデル、8~PWまでが難しいモデルだとすると、8番よりも7番のボール位置を右にしてハンドファーストに当てる度合いを大きくするようにすると対応ができます。ハンドファーストの度合いを大きくした方が打ちやすい人にコンボアイアンの効果が高くなるといえます。
これは、まだどこも作っていませんが、ウェッジがマッスルバック、ショートアイアンがキャビティバック、ミドルアイアンがポケットキャビティというようなセットを初めからセットとして設計されたものがあるといいと思うのですが、コスト面の問題があるのか今のところ販売はされていません。クラブ開発者の方どうかご一考ください。
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