先日行われたUSPGAツアーのノーザン・トラスト・オープンはババ・ワトソン選手の優勝で幕を閉じました。
ババ・ワトソン選手と言えばツアー屈指の飛ばし屋として有名ですが、私が注目している事はドライバーショットのテクニックです。
会場であったリビエラカントリークラブは、少しドッグレックしているホールが多数あるのでドライバーで上手くフックをかけたりスライスをかけていいポジションにボールを運べればそれだけ有利にゲームを進めていけます。
ババ・ワトソン選手が住友VISA太平洋マスターズに出場していた時に私もラウンドについて観戦していましたが、球を左右に曲げる、高い球で木の上をショートカットする、風の影響を減らす為に低いボールを打つなど世界最高レベルの飛距離とテクニックを合わせ持つ選手であるという感想を持ちました。
今年のマスターズも迫ってきましたが、ロングホールの2打目をウェッジで打つという離れ技を今年も見られるかもしれません。
日本に来た時も、ホールアウト後にファンの為にずっとサインを書いてくれていましたし、心の優しいプロフェッショナルであると思います。
マスターズでは松山選手と共にどんなプレーをしてくれるのかとても楽しみです。